第7戦ニュージーランド:チーム内バトルはローブが制す – RALLYPLUS.NET ラリープラス

第7戦ニュージーランド:チーム内バトルはローブが制す

 

 ラリーは戦いの舞台をオークランドの北側へと移した。デイ2もステージ群がオークランドから遠く離れており、北部の都市ワンガレイにリモートサービスを置くスケールの大きなルート設定となった。

 首位争いは、レグ1の最終SSでトップに立ったセバスチャン・ローブと、4秒差でそれを追う2位ミッコ・ヒルボネンが激しいバトルを繰り広げた。ヒルボネンはレグ1でソフトタイヤを使い切ったが、ローブはわずかながら持っている。ローブはヒルボネンとの差を一時8.5秒に広げるも、リモートサービス前のSS11で遅れ差は1.7秒に縮小。ヒルボネンに逆転のチャンスが巡ってきた。
 しかし、午後のセクションが始まるとローブが再びヒルボネンを引き離した。ヒルボネンもSS15でベストタイムを刻み応戦するが、ローブとの差は6.4秒に。「セブは僕のスプリットタイムを見ながら攻めてくる。なかなか攻略できない」と、ヒルボネンはバトルを楽しみながらもなす術がないといった表情。

 そして、2日間にわたり両者の戦いぶりを静観していたシトロエン監督イブ・マトンがついに動いた。レグ2終了後、最終日デイ3での順位キープのチームオーダーを発令したのだ。第5戦アルゼンチンでははやめのチームオーダーでチーム内バトルを収束させたが、今回は2日間350km以上を自由に戦わせたうえでのオーダー発令。ヒルボネンは素直にマトンの指令を受け入れ、チームメイト同士による優勝争いはひとまず終了した。

 2位ヒルボネンと1分26秒9差につけた3位ソルベルグは「雨が降ったら有利かもしれないがポジションアップを狙うのは現実的ではない。残るソフトタイヤは最後のパワーステージで使えるかもしれない」と、ボーナスポイント3点を狙う。4位を守ったエフゲニー・ノビコフは、21.3秒後方に迫る5位オィット・タナックとの差をみながら戦うことを示唆。5位タナックと6位ティエリー・ヌービルとの差は23.4秒。若手選手たちによる中段争いは最終日までもつれこみそうだ。

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