WRCフランス:オジエ「マシンのフィーリングがどんどんよくなっている」デイ3コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:オジエ「マシンのフィーリングがどんどんよくなっている」デイ3コメント集 

©M-SPORT

ラリーフランス(ツール・ド・コルス)、フィニッシュ後の各ドライバーからのコメント。一度も首位を譲らずに、母国での難関ターマック戦を制したセバスチャン・オジエ。選手権リードを広げたことはもちろん、マシンの感触がよくなっていることに喜びを表した。
(カッコ内は順位の前日比)

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■セバスチャン・オジエ/総合優勝(=)
「本当にいい週末になったし、パフォーマンスには心からうれしい。金曜日にいいペースを作ったので、後はそれをコントロールするだけだった。こうした速さが出せて、すごく満足している。特に昨年は、少し苦労したからね。これで、すべてが正しい方向に向かい始めた。開発できたこともあるし、このマシンのフィーリングがどんどんよくなっている」

■エルフィン・エバンス/総合5位(↑)

M-SPORT

「簡単なことは一つもなかった週末だったが、フィルは最高の仕事をしてくれた。ギリギリに参戦が決まったのに、問題なくやりこなしてくれた。今回の目標だった、貴重なポイントをしっかり獲得できた。選手権争いの面では、まだやらなくてはならないことがたくさんあるが、少なくともアルゼンチンにはポジティブな気持ちで向かい、好リザルトに向けてプッシュできる」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合2位(=)

TOYOTA

「全体としては、とてもいい週末だった。コルシカは、いつも楽しめるイベントだったが、これまで本当に苦戦してきた。今年は、ペースに一貫性を持たせる努力を必死で行ってきた。全開でプッシュしたことは一度もなかったが、常にいいリズムを維持していた。SS11では本当にクリーンな走りができ、ステージを通して全開に近い走りに挑んだし、それが結果につながった。パワーステージでは、リスクは負わずに、とにかく確実に2位でフィニッシュしたかった。それが一番、重要だったからね。トヨタでの初めてのフルターマックラリーとしては、満足している」

■エサペッカ・ラッピ/総合6位(↓)

TOYOTA

「今日はドライバーとしても、チームとしても、学んだことがたくさんあったように思う。マシンには、いいセッティングを見つけることができた。昨日は本当に完璧で、最終日もスピードはあった。でも、小さなミスをしてしまった。完全に自分の責任だ。リヤタイヤが、まだ温まっていなかったのだと思う。それでリヤのグリップを失ってアウト側の縁石にヒットしてしまった。リムを破損させて、タイヤが取れ始めたので、停車して交換しなくてはならなかった。その後は、パワーステージで勝つことができた。予想以上にグリップがあったので、どんどんハードにプッシュしていった」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合3位(=)

HYUNDAI

「ポディウムに上がってフィニッシュできたことはよかったが、フラストレーションのたまる週末だった。必死でがんばっていたのに、トップに張り合えるタイムを出すことができなかった。ポディウムを守り切って、マニュファクチャラーズ選手権でのポイントを獲得できた結果には、満足しなくてはならない。基本的には最終リザルトはうれしいが、全体的なパフォーマンスの点では、この週末はとにかくペースがつかめなかった」

■ダニ・ソルド/総合4位(↑)

HYUNDAI

「残念な内容であることを考えれば、最終的な結果はそう悪くない。ただただ、この道に挑むために必要な速さとパフォーマンスをつかむことができなかった。今日も同じような感じ。必死でハードにプッシュしていたが、タイムにつながらなかった。それでも4位に入ったことで重要な選手権ポイントを獲得できたので、ここはポジティブなところ。これからチームが一丸となって、今季後半に迎えるターマック戦でより速さが得られるよう、取り組んでいかなくてはならない」

■アンドレアス・ミケルセン/総合7位(=)

HYUNDAI

「もちろん、自分たちが望んでいた結果ではないし、週末を通して苦戦した。今日の2本に向けてさらにセッティングを変更したが、状況を打ち破るきっかけをつかむことができなかった。チャレンジングなラリーではあるが、このマシンでのターマックでの経験をもっと積まなくてはならない。どうすれば、自分たちからもマシンからもパフォーマンスを引き出すことができるかを理解するために、もっと走り込みが必要だ。次の舗装戦のドイツまでに時間があるので、成長するために時間を使わなくてはならない。これが、今回の週末から出た宿題だ」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■クリス・ミーク/総合9位
「トップ3が視野に入っていたのに争いから外れてしまった昨日は、本当にフラストレーションがたまったが、今日は走りに戻らなくてはならなかったし、本来の能力を披露できたと思う。もう、視点は次に向けているし、この先のラリーでは速さを取り戻していい結果につなげ、またポディウムに戻ってくる」

■セバスチャン・ローブ/総合14位

CITROEN

「金曜日のコースオフが、本当に悔やまれる。あれがなければ、間違いなく接戦に持ち込めた。いずれにしても、今季2度目の参戦となったこの週末も、ペースをつかめたことはうれしく思う。C3 WRCで走ったこの週末を通して、楽しめたことを重要視したい。ターマックでは本当に強烈なマシンだし、コルシカの最高のステージでこのマシンのドライビングを心から楽しんだ。母国戦でフランスのファンからの応援を受けたこともうれしかったし、心に響いた」



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