WRCフランス:首位のセバスチャン・オジエ、リードを広げ盤石の体制で最終日へ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス:首位のセバスチャン・オジエ、リードを広げ盤石の体制で最終日へ

©M-SPORT

WRC第4戦ラリーフランス(ツール・ド・コルス)は4月7日、フランス領コルシカ島でデイ2の走行が行われ、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエがこの日も順調に走行を続け、リードを広げた。

デイ2は、島の最北端まで回るSS5〜SS10の、3SSを2ループする6本を走行する設定となった。前日、既に30秒以上の差をつけて総合首位に立ったオジエは、全開で走行する必要はない状況だが、それでも差を44.5秒にまで広げてこの日をまとめた。初日は4SS中3本でベストを奪取する快進撃を見せたオジエだったが、この日は慎重にペースを見極め、それでも最終日に向けて必要充分なリードを広げた。

HYUNDAI

一方、2位争いは激化を極め、トヨタのオット・タナクが2番手に浮上。しかし、3番手で追うヒュンダイのティエリー・ヌービルとは0.1秒差だ。ヌービルはこの日、ハンドリングトラブルに見舞われていたが、日中サービスでの変更が功を奏し、午後から挽回した。しかし、最終ステージでタナクが激走を披露して、エサペッカ・ラッピと同タイムのステージ勝利を飾り、総合4番手から一気に2番手に浮上した。

TOYOTA

前日3番手につけていたシトロエンのクリス・ミークは、この日最終のSS10のNOVELLAでペースノートを聞き間違えてクラッシュ。デイリタイアに追い込まれた。ミークは、3年連続でこのステージでリタイアを喫している。シトロエン勢は、最上位が実戦デビューのC3 R5を駆るヨアン・ボナートという厳しい内容となっている。

タナクとともにSS10でベストタイムを刻んだラッピは、ヌービルに10.3秒遅れの4番手。トヨタ・ヤリスWRCのサスペンションとディファレンシャルを交換して一気に自信を高め、ポディウムフィニッシュも視野に入ってきた。

ヒュンダイのダニ・ソルド、Mスポーツ・フォードのエルフィン・エバンスは、一日を通して5位争いを展開。この日5番手で終えたソルドを、エンジンストールなどでタイムロスが響いたエバンスが3.1秒で追っており、最終日、もう一つの注目点となりそうだ。

アンドレアス・ミケルセンは、午前はアンダーステアに悩まされたが、午後はフィーリングが改善し7番手に踏みとどまっている。しかし、トヨタのヤリ‐マティ・ラトバラは、8番手走行中のSS8でリアを木にヒットし、リタイアに追い込まれた。Mスポーツ・フォードのブライアン・ブフィエもエンジントラブルにより戦線を離脱している。

前日、クラッシュでデイリタイアを喫したシトロエンのセバスチャン・ローブは、ラリー2を適用して再スタート。この日はC3 WRCでステージウィンを3本奪取している。

Red Bull

最終日のデイ3は、2SSのみの設定だが、走り甲斐のある内容だ。1本目は、イベント最長の55.17kmステージ。1986年ぶりの設定というVero ー Sarrola-Carcopinoだ。最終ステージのPENITENCIER DE COTI-CHIAVARI(16.25km)はパワーステージに設定されている。

WRCフランス デイ2結果
1. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC 2:43:07.7
2. オット・タナク トヨタ・ヤリスWRC +44.5
3. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +44.6
4. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +54.9
5. ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +1:46.7
6. エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +1:49.8
7. アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +2:13.5
8. ヤン・コペッキー シュコダ・ファビアR5 +8:22.9
9. ヨアン・ボナート シトロエンC3 R5 +9:47.3
10. クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +10:41.4



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