WRCスペイン:ポロGTI R5、シェイクダウンとSS1で部門トップタイムの好発進 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:ポロGTI R5、シェイクダウンとSS1で部門トップタイムの好発進

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10月25日、スペインのサロウで開幕したWRCラリースペイン。フォルクスワーゲン・モータースポーツが実戦デビュー戦として投入したフォルクスワーゲン・ポロGTI R5は、シェイクダウンでペター・ソルベルグが、SS1ではエリック・カミリがそれぞれ部門トップのタイムをマークするなど、順調な滑り出しを見せた。

グラベルとターマックがミックスされた2kmステージで、ソルベルグはWRC2部門では1.2秒差をつけてのトップタイムを叩き出した。
「新しいプロジェクトの滑り出しで好タイムをマークできたのは、言うまでもなく素晴らしいこと」とフォルクスワーゲン・モータースポーツのディレクター、スベン・スミーツ。
「しかし、シェイクダウンのリザルトを深読みするべきでもない。最初の実戦ステージを楽しみにしている。チームは、みんながモチベーションを高めている。2年ぶりのWRCの現場では、みんなに温かく迎えてもらった」

その後、バルセロナに場所を移して行われた3.2kmの開幕ステージでは、エリック・カミリが部門トップタイムをマーク。新進気鋭のカッレ・ロバンペラに1.2秒差、WRC2タイトルを決めているヤン・コペッキー(ともにシュコダ・ファビアR5)には1.6秒差をつけて好発進を見せた。ソルベルグは4.5秒差の5番手タイムで、まずはグラベル路面から始まる本格的な競技ステージに臨んでいく。

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WRCスペイン WRC2部門SS1終了時点の結果
1. E.カミリ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) 3:42.7
2. K.ロバンペラ(シュコダ・ファビアR5) +1.2
3. J.コペッキー(シュコダ・ファビアR5) +1.6
4. S.ルフェーブル(シトロエンC3 R5) +2.7
5. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +4.5
6. K.カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5) +4.6
7. O-C.ベイビー(シトロエンC3 R5) +4.9
8. J.ロペス(シトロエンC3 R5) +5.6

18. 勝田貴元(フォード・フィエスタR5) +11.4



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