WRCスペイン:波乱のシェイクダウンはオジエがトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCスペイン:波乱のシェイクダウンはオジエがトップ

©M-SPORT

10月25日(木)、WRC第12戦スペインはシェイクダウンテストが終了し、Mスポーツ・フォードのセバスチャン・オジエがトップタイムをマークしている。2番手にはトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ、3番手はMスポーツ・フォードのテーム・スニネン。また、スポット参戦で注目を集めるシトロエンのセバスチャン・ローブは4番手につけている。

シェイクダウンは、サービスパークからほど近い場所にある、オリーブ畑のなかのコースで行われた。舗装路と未舗装路がミックスされた2kmのコースには、シェイクダウンとは思えないほど多くの観客が集まり大きな盛り上がりを見せている。ステージ序盤、左右に切り返すテクニカルセクションではなんとヌービルが横転。スピードはそれほど出ていなかったため外板のダメージのみですんだが、マシンは完全に裏返しに。このためヌービルは1回のみの走行でシェイクダウンを終えている。

上位陣はほとんどが3回走行でセッションを切り上げるなか、トヨタのオィット・タナックだけは4度走行を重ねている。今回フォルクスワーゲン・ポロGTI R5でWRCに久々の参戦となるペター・ソルベルグはR5勢トップの10番手タイム。チームメイトのエリック・カミリがそれに続く格好だ。勝田は29番手タイム。2度の走行でセッションを終えている。

シェイクダウンテストを終えた選手たちは、25日の夕方からバルセロナ市街で行われるSS1へ向かう。SS1は日本時間26日(金)1:08スタート。

WRCスペイン シェイクダウン結果
1. S.オジエ(フォード) 1:34.9
2. J-M.ラトバラ(トヨタ) +0.3
3. T.スニネン(フォード) +0.8
4. S.ローブ(シトロエン) +1.1
5. E.ラッピ(トヨタ) +1.2
6. O.タナック(トヨタ) +1.3
7. C.ブリーン(シトロエン) +1.5
8. D.ソルド(ヒュンダイ) +1.6
9. E.エバンス(フォード) +1.9
10. P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン) +2.3



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