WRCトルコ事前情報:2010年以来となるカレンダー復帰のグラベルイベント – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCトルコ事前情報:2010年以来となるカレンダー復帰のグラベルイベント

©Red bull

WRC第10戦ラリートルコ・マルマリスは、誰にとっても新しさであふれている。トルコでは2003〜2010年に渡って6回、WRC戦が開催された歴史を持つが、当時の開催はアンタルヤ近郊が拠点となっており、その後、さらに北部のイスタンブール近郊で開催されている。それ以来となるカレンダー復帰の今回は、地中海の港町でホリデーリゾートのマルマリスが拠点となり、全く新しいグラベルイベントとなるため、全クルーがイコールコンディションでスタートを迎える。

トルコ南西部のステージは、これまで走行経験のないクルーにとっては白紙の状態からペースノートを作成しなくてはならず、マシンのセットアップやタイヤの減り具合、パフォーマンスに関する情報も少ない。晩夏のトルコは気温30度に達することも珍しくなく、暑さも鍵となりそうだ。

今季を構成する全13戦のうち、ここまで9戦を終えて選手権争いはまだ激戦状態が続いている。ティエリー・ヌービルは、セバスチャン・オジエに23ポイント差をつけてリードを保っているが、ここ2戦を連勝で飾っているオット・タナクもタイトル候補に名乗りを挙げてきた。現在、オジエまで13ポイント差に迫っており、残るイベントで勝利を狙い続けて行くとしている。

WRC2では、2人のチャンピオン候補が、トルコで直接対決を迎える。ヤン・コペッキーはチームメイトのポンタス・ティデマンドに対し7ポイント差で選手権リードを死守している。全5戦で戦われるジュニアWRCは、このトルコが最終戦となるが、計算上、9人にタイトルチャンスが残されている。今大会では初めてダブルポイントを獲得できる他、ステージウインでもポイントが獲得できるため、最大獲得可能ポイントは67ポイントと大きい。JWRCに登録しているクルーは、自動的に同じ2WDマシンで戦われるWRC3にもノミネートされる。

■ラリールート
ラリートルコは、カレンダーの中でも最もコンパクトなイベントのひとつで、ルートの35%がステージとなる。8年ぶりのWRC戦は、木曜日の夜、マルマリスの市街地ステージで開幕し、金曜日からグラベルステージでの戦いが始まる。北東部に設定されるこの日は、イベント最長ステージを含む3SSを2ループ。土曜日は西部に向かい、同じく3SS・2ループの構成。この日の総ステージ走行距離は約130kmとなる。日曜日に設定されるのは4SSのみで、マルマリスのパワーステージを走り終えた後、アスパランのサービスパークでフィニッシュを迎える。

FIA

■ラリーデータ
開催日:2018年9月13-16日
サービスパーク設置場所:マルマリス
総走行距離:875.34km
総ステージ走行距離:312.44km(SS比率:35.69%)
総SS数:18

■開催選手権
WRC
WRC2
WRC3
JWRC



ワールドラリーカレンダー2019