ERCズリン:レグ1はルキヤナクがリード、コペッキーはパンク3回でタイムロス – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCズリン:レグ1はルキヤナクがリード、コペッキーはパンク3回でタイムロス

©ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

ERC第6戦チェコラリーズリン(ターマック)は、8月25日にチェコのズリンでレグ1セクションBに設定された4SSをループする8SSの走行が行われ、アレクセイ・ルキヤナク(フォード・フィエスタR5)が首位に立った。

ルキヤナクはこの日、2番手のヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアR5)に16.8秒差をつけて走り終えた。イベント3連覇中の現チェコチャンピオン、コペッキーはこの日、4本のステージウインを獲得したものの、その一方で午前と午後を合わせて計3回のパンクに見舞われた。序盤のウエットから終盤ドライに変わっていくミックスコンディションの中、この日最後の2本をソフトタイヤで攻め、5.8秒を取り戻した。

ERC / Alexandre Guillaumot / DPPI

前日、ERCジュニア・アンダー28部門で首位に立ったニコライ・グライジン(ファビアR5)は、ルキヤナク、コペッキーと首位争いに絡んでいたが、難しいコンディションの中で部門優勝に狙いを定めて、総合3番手を維持してこの日を終えた。

ERC / Thomas Fenetre / DPPI

ヒュンダイi20 R5で参戦しているダニ・ソルドは、前日の開幕ステージ11番手タイムから総合4番手まで順位を上げたが、この日も午後にパンクに見舞われ、今回はリムにヒビも入ってしまった。スペアを1本しか車載していなかったため残る3SSを慎重に走行せざるを得ず、ルキヤナクに対して50.5秒遅れと、初めて挑むERC参戦は厳しい展開となっている。

Hyundai

競技最終日となる26日のレグ2は、6SS・93.50kmが設定されている。

ERCズリン 暫定結果(レグ1終了時点)
1. A.ルキヤナク(フォード・フィエスタR5) 1:10:18.7
2. J.コペッキー(シュコダ・ファビアR5) +16.8
3. N.グライジン(シュコダ・ファビアR5) +33.2
4. D.ソルド(ヒュンダイi20 R5) +50.5
5. M.ジェイクス(シュコダ・ファビアR5) +1:01.0
6. F.マレス(シュコダ・ファビアR5) +1:33.6



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