WRCドイツ:オジエ「今回の目標はまだ半分しか達成していない」デイ2コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCドイツ:オジエ「今回の目標はまだ半分しか達成していない」デイ2コメント集 

©M-Sport

ラリードイツ、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント。選手権ライバルのティエリー・ヌービルよりも上位には立ったセバスチャン・オジエ。しかし、前戦ウイナーのオィット・タナックに初日12秒差をつけられたことに、悔しさをにじませた。

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合首位

Toyota Gazoo Racing WRC

「今日は完璧に近い内容だったと思う。ドライビングはクリーンで、マシンの動きはとてもよかった。ドイツの独特のステージをこのマシンで走るのは、全てが自分にとって新しいが、すぐに対応できて最初のステージからリズムをつかみ、一日を通してプッシュできた。昼に雨が降ったので午後は難しくなり、どのコーナーもグリップレベルが違ったが、ミスもなくクリーンな走りができた。明日は全く異なり、バウムホルダーでさらに過酷なステージが待っているが、気持ちの構えは同じ。まだ先は長いので、集中を維持しなくてはならない」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合5位

Toyota Gazoo Racing WRC

「午前中は少し自信が不足していた。今回の走行順では、これまで走っていたよりも路面にダートが出ていた。サービスでフロントデフに少し変更を加え、午後は格段によくなった。特に、ミッテルモーゼルの2回目の走行はとても満足のいく走りだった。明日は、いいバトルになる。自分にとって明日のステージはこのラリーで得意なところ。ワイドで、よりレーシングラインを使える自分好みの道だ。路面も今日よりクリーンになるので、自分との相性もいいはずだ」

■エサペッカ・ラッピ/総合7位

Toyota Gazoo Racing WRC

「午前のループはかなり満足できた。コンディションはかなりよくて、マシンも順調だった。午後はかなりタフになった。ブドウ畑の道がコーナーによってかなりダーティになり、そこで苦戦した。マシンのフィーリングはいい。自分の自信が足りないだけだ。ミスをして、後ろに下がるようなことになりたくない。とはいえ、明日は長い一日になるし、走行順もいい。4位との差もわずか5秒だ」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■セバスチャン・オジエ/総合2位
「かなり満足、常にハードにプッシュしていたし、マシンのフィーリングもいい。シャシーは今回、とてもいい働きをしていてドライビングがすごく楽しい。オットの今日の強さには脱帽だ。どのステージでも自分たちより速く、一日を終えて12秒差をつけられたのは、もちろん悔しい。明日も挑み続ける。バウムホルダーは全く性格が異なり、何が起こるか誰にも分からない。自分のメインのターゲットはティエリーよりも上につけることだが、次のターゲットはラリーで勝つこと。だから、まだ半分しか達成していない!」

■エルフィン・エバンス/総合4位

M-Sport

「まずまずの一日。進捗にはかなり満足していいと思う。午前中にタイムをロスし過ぎたのは残念だったが、そんな時もあるし挑み続けるしかない。順位の中盤集団は非常に激戦になっているが、明日はポディウムを狙ってプッシュしていく」

■テーム・スニネン/総合10位

M-Sport

「フィーリングはどんどんよくなり、マシンにはとてもハッピー。このマシンでターマック戦を走るのは初めてだが、既にかなりいいレベルにある。まだ学ぶことはたくさんあり、一番はブレーキングとマシンを曲げることだが、楽しめているし明日のチャレンジも楽しみにしている」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合3位

Hyundai Motorsport GmbH

「今日はミスなく、できることをやり尽くしたと思う。午前中はマイナートラブルがあったが解決することができたので、手堅くラリーをスタートできたと思う。午前のループはスペアを2本積んで安全策に出たので、重量がかさみタイムをロスした。かなりダスティでもあったしね。オットやセブとタイムで張り合うのは難しかったが、ポディウム争いに絡んでいるのはよかった。選手権リードを守るために大きなリスクを負うつもりはない」

■ダニ・ソルド/総合6位

Hyundai Motorsport GmbH

「厳しい滑り出しになった。特に午前のループはあまり満足できず、グリップをつかむのに苦戦した。出来る限りプッシュを続けたが、上位のタイムが非常に速いので追い付けなかった。アンダーステアに苦しみ、リズムがつかめなかった。明日のステージは全く違うチャレンジになるので、出来る限りのことを続ける。4位争いは接戦になっているからね!」

■アンドレアス・ミケルセン/総合9位

Hyundai Motorsport GmbH

「ドライビングスタイルを合わせることと、マシンの調整を行うことに一日必死だった。午前のループは、よりアグレッシブにステアリングを切らなくてはならなかった。サービスでこの状況をしっかりチェックし、エンジニアが見事に改善してくれた。午後は正しい方向に進んだ。10年経って自分のドライビングスタイルを変えることは、すぐに終わる仕事ではないが、今週末、この方向に作業を続けられることを期待しているよ」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■クレイグ・ブリーン/総合8位

Citroen

「金曜日は息をつくヒマもなかった感じだ。流れは願ったようには進まなかったが、まだ先は長い。明日の天気予報は晴れでドライだし、走行順もまずまずなので、明日は力を発揮できればと思う」

■マッズ・オストベルグ/総合11位

Citroen

「まだマシンについて学んでいるところで、ターマックでの走りにも慣れているところだ。午前中は、ペースの面ではかなりよかったと思う。午後はエンジンのトラブルがあり厳しくなったが、明日は走りがよくなって欲しいと願っている」

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