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MHのWorld Rally News:グロンホルムの甥っ子リンドホルムがフィンランド国内ラリーで初優勝

©Printsport

プリントスポーツから参戦するエミル・リンドホルムが、自身初となる総合優勝を果たした。フィンランドチャンピオンに5回輝いているセバスチャン・リンドホルムを父に、WRCを2回制しているマーカス・グロンホルムを叔父に持つリンドホルムが勝利を飾ったのは、WRCフィンランドの前哨戦としても知られるオートグリム・ラリー。2017年に、ネステ・ラリー「フューチャー・スター」に選出されているリンドホルムは、ヤルコ・ニカラに30秒近くの差をつけてフィニッシュし、その他の海外ドライバー勢、オーレ・クリスチャン・ベイビーや勝田貴元、新井大輝らはその後に続いた。

また、JMRCコンテンダーのジャン‐バプタイス・フランチェスキとデニス・ラドストロームは、それぞれクラス2位、4位でのフィニッシュとなった。


パイクスピークで新記録を打ち立てた現FIA R-GTチャンピオンのロメイン・デュマが、最新のプロジェクトを発表した。現在、R-GTシリーズで使用するための新しいモデルを開発中だという。
「ポルシェ・ケイマンGTAの準備を始めた。アレ・シェバンヌのテストコースで3日間、テストを行った。8月にもテストを行う予定で、WRCドイツでは0カーとして走らせる」

ドイツ国内での報道では、このマシンはポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツ(385馬力)をベースとしており、ロールケージを変更しなくてはならず、サスペンションとトレーリングアームは強化。さらにサンプガードが装着された模様だ。マシンは、ターマック仕様のみとなる。このモデルは、FIAのパワーウェイトの適合車として選ばれており、理想的なコンディションでR5マシンに対抗させることを目的とされている。FIAは本来は、ポルシェやアストンマーチンのような見応えのある車両に理想的な規定を想定していたが、今年のエントリーは3台に留まっており、ポイント獲得に至ったのはアバルト124のドライバーだけとなっている。

Romain Dumas @facebook


イタリア国内戦タイトルを10回獲得している53歳のパオロ・アンドレウッチと、46歳のコドライバー、アンナ・アンドレウッチが、サンレモ近郊の丘陵地、バイアルド近郊でプジョー208 T16のテスト中に、重傷を負った。クルーは、ERCラリーローマ・キャピターレの準備中だった。クラッシュの詳細は明らかになっていないが、マシンはドライバー側から小さなウオールで衝撃を受け、道路に弾き飛ばされたという。容態については、まだ伝えられていない。

このニュースは、オーストリア国内タイトルを14回獲得している60歳のライムンド・バウムシュラッガーが、背中に重傷を負ってからラリーに復帰したという朗報の直後に伝えられた。

Italian championship


来週行われるオールターマックのラリーローマ・キャピターレは、全5戦で構成されるFIA R-GTの第3戦、全8戦の2018年ERCの第5戦、ERCジュニア勢にとっては第3戦となる。金曜日の夜、ローマをスタートし、日曜日夕方にフィニッシュするこのイベントには、イタリア国内戦も懸けられているが、海外ドライバーはポイント対象とはならない。プロモーション目的で走行される開幕と最終SS以外は、ローマの南東部にステージが設定され、レグ1は、カッシーノ近郊、レグ2はスビアコ近郊を走行する。

ERC

(Martin Holmes)

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