WRCイタリア:SS1はMスポーツ・フォードのオジエがトップ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCイタリア:SS1はMスポーツ・フォードのオジエがトップ

©M-SPORT

WRC第7戦イタリアは、6月7日木曜日にSS1が行われ、Mスポーツのセバスチャン・オジエがベストタイムを獲得した。2番手にはヒュンダイのアンドレアス・ミケルセン、3番手にはティエリー・ヌービルがつけている。

HYUNDAI


この日行われたのは、イッティリ・アレーナでの短いSSのみ。セレモニアルスタートを終えた選手たちは、2台同時走行のダートコースに挑む。雨が降り、滑りやすいコンディションとなるなか、リバースオーダーで次々とコースイン。

先に走行したWRC2では、ヤルモ・レーティネンをコ・ドライバーに迎えた新井大輝が8番手、勝田貴元が9番手スタートと、慎重な出だし。WRC2のトップはシュコダ・ファビアR5のオーレ・クリスチャン・ベイビーが獲っている。

TOYOTA


WRカー勢が走り始める頃には雨が弱まったものの、路面コンディションは変わらずウエット。ラリーカーの走行によって一部には轍が刻まれている。Mスポーツのオジエはところどころワイドになりながらも果敢な走りを見せて貫録のベストタイムをたたき出した。これにヒュンダイのヌービルとミケルセンが僅差で続き、4番手にはMスポーツのエルフィン・エバンス、5番手にはヒュンダイのヘイデン・パッドンというオーダーとなった。トヨタ勢は6番手にエサペッカ・ラッピ、8番手にヤリ‐マティ・ラトバラ、10番手にオィット・タナックが入っている。

CITROEN


競技2日目はSS2〜SS9の8SS。10〜20kmのコース4本を2度走行する。オープニングとなるSS2は日本時間8日土曜日の15:33スタート。

WRCイタリア SS1結果
1. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC 2:02.7
2. アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +0.1
3. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +0.7
4. エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +0.9
5. ヘイデン・パッドン ヒュンダイi20クーペWRC +1.6
6. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +1.7
7. テーム・スニネン フォード・フィエスタWRC +1.8
8. ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +1.9
9. マッズ・オストベルグ シトロエンC3 WRC +1.9
10. オィット・タナック トヨタ・ヤリスWRC +2.5



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