WRCポルトガル:ヒュンダイのヌービルが今シーズン2勝目を獲得 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポルトガル:ヒュンダイのヌービルが今シーズン2勝目を獲得

©HYUNDAI

WRC第6戦ポルトガルはすべてのSSを終えて、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが総合首位を守り切り、今シーズン2勝目を達成した。

M-SPORT

ラリー最終日となった5月20日は、SS16〜SS20の合計5SS、51.53kmという構成。土曜日の競技を終えた段階で首位ヌービルと2番手のエルフィン・エバンス(Mスポーツ)とは39.8秒の差が開いているが、ヌービル自身は「集中力を保って最後まで走り切る」と意気込みを語っていた。

最終日に接戦を繰り広げたのは総合4番手のダニ・ソルド(ヒュンダイ)と5番手のエサペッカ・ラッピ(トヨタ)。この日のスタート時点でふたりの差は6.2秒となっていた。オープニングのSS16ではラッピがベストタイムをマークし、ソルドをかわして総合4番手にポジションアップ。ソルドも負けじと続くSS17でセカンドベストを刻み、再び4番手に返り咲く。SS18ではまたもラッピが逆転、ソルドとの差を3.3秒とした。続くSS19、ソルドはフロントスプリッターがはね上げた石でフロントガラスにひびが入るアクシデントに見舞われながらも3番手タイムをマークするが、ラッピがソルドのタイムを上まわるセカンドベスト。これでふたりの差は4.1秒に拡がった。

TOYOTA

そして迎えた最終SS、パワーステージ。ラッピは堂々のベストタイムをたたき出し、総合4位でフィニッシュ。ところがラリー後、ラッピには前日ソルドに出されたものと同じ理由(SS9でのバリア接触)でプラス10秒のペナルティが科されることに。これでラッピは5位にドロップ、皮肉にも前日同じペナルティを受けていたソルドが4位に順位を繰り上げることとなった。

トップのヌービル、2位のエバンスとも大きなリスクを負わず堅実なドライビングでフィニッシュ。3位にはWRCで初の表彰台となるテーム・スニネンが上がった。スニネンは守りに入ることなく好調なペースを維持し、SS19ではこのラリー初のベストタイムをマーク、最終的には2位エバンスに対し7.3秒差までタイムを詰めてフィニッシュした。

CITROEN

また6位にはマッズ・オストベルグ、7位にはクレイグ・ブリーンとシトロエンの2台がつけた。WRC2の新井大輝は総合12位、WRC2の5位でラリーを終えている。

次戦の舞台となるのは、6月7日〜10日に開催されるラリーイタリア・サルディニア。2018年シーズン折り返しの1戦となる熱暑のグラベルラリーは、後半戦を占う重要な1戦になるはずだ。

WRCポルトガル 暫定結果
1. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC 3:43:11.5
2. エルフィン・エバンス フォード・フィエスタWRC +37.5
3. テーム・スニネン フォード・フィエスタWRC +45.9
4. ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +56.6
5. エサペッカ・ラッピ トヨタ・ヤリスWRC +1:00.7
6. マッズ・オストベルグ シトロエンC3 WRC +3:30.5
7. クレイグ・ブリーン シトロエンC3 WRC +5:16.9
8. ポンタス・ティデマンド シュコダ・ファビアR5 +13:44.0
9. ルカシュ・ピエニアチェク シュコダ・ファビアR5 +15:43.9
10. ステファン・ルフェーブル シトロエンC3 R5 +16:04.5
12. 新井大輝 フォード・フィエスタR5 +18:52.9



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