WRCメキシコ:セバスチャン・オジエ今季2勝目を飾る – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCメキシコ:セバスチャン・オジエ今季2勝目を飾る

©M-SPORT

WRC第3戦メキシコはすべてのSSを終えて、Mスポーツのセバスチャン・オジエが今シーズン2勝目を飾った。2位にはヒュンダイのダニ・ソルド、3位にはシトロエンのクリス・ミークが入っている。

HYUNDAI

競技最終日はSS20〜22の3SS。SS総距離は46.46kmと短く、SS21の再走となる最終のSS22(11.07km)がパワーステージに設定されている。

前日を総合2番手で終えたミークと3番手ソルドの差は10.9秒。ふたりの2位争いに注目が集まったが、オープニングのSS20でなんとミークがコースオフ。下りの左コーナーでアウト側に膨らみ、横倒しとなってしまった。ギャラリーの助けを得てコースに復帰したミークだったが、大幅タイムロスは避けられず、あえなく総合3番手にドロップ。ソルドは労せずして総合2番手のポジションを固めることに成功した。SSベストタイムはトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラが獲っている。

続くSS21はトヨタのオット・タナクがベストタイムをマーク。ラトバラもSS2番手に続き、苦戦の続いた週末の鬱積を晴らすスピードを見せた。SS20で横転したミークも、オジエと同タイムのSS4番手でフィニッシュ。リヤウイングは失ったものの、マシンに大きなダメージは及んでいない。

Red Bull

SS21の再走となる最終SS、パワーステージ。総合首位のオジエは最後のシケインをきちんと通過しなかったとして、10秒のペナルティが加算されたものの、今シーズン2勝目を獲得した。これでオジエは通算42勝目。ラリーメキシコでは2015年以来となる4度目の勝利だ。パワーステージを制したのは、出走順をあえて遅らせ、砂利の掃けた路面コンディションでベストタイムを狙ったタナク。上位フィニッシュが望めない状況下で最良の結果を持ち帰ることに成功した。

総合2位はポジションを守ったソルド、3位にはミークが入り、以下4位にヒュンダイのアンドレアス・ミケルセン、5位にシトロエンのセバスチャン・ローブ、6位にヒュンダイのティエリー・ヌービルが入っている。

TOYOTA

次戦は4月5〜8日にかけ、地中海コルシカ島で開催されるフルターマックラリー、ツール・ド・コルス。出走順のハンデがなくなるこのラリーで各チームのパワーバランスが見えるか。今回スポット参戦したローブも参戦を予定しているほか、WRC2ではTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムでトレーニングを積む勝田貴元と新井大輝も出場する。

WRCメキシコ 暫定結果
1. セバスチャン・オジエ フォード・フィエスタWRC 3:54:08.0
2. ダニ・ソルド ヒュンダイi20クーペWRC +1:03.6
3. クリス・ミーク シトロエンC3 WRC +1:19.2
4. アンドレアス・ミケルセン ヒュンダイi20クーペWRC +1:38.4
5. セバスチャン・ローブ シトロエンC3 WRC +2:24.6
6. ティエリー・ヌービル ヒュンダイi20クーペWRC +9:03.0
7. ポンタス・ティデマンド シュコダ・ファビアR5 +10:24.7
8. ヤリ‐マティ・ラトバラ トヨタ・ヤリスWRC +15:37.1
9. ガス・グリーンスミス フォード・フィエスタR5 +17:09.3
10. ペドロ・ヘラー フォード・フィエスタR5 +24:18.1

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