WRCメキシコ:ローブ「スタート前にこの順位は予想していなかった」デイ3コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCメキシコ:ローブ「スタート前にこの順位は予想していなかった」デイ3コメント集 

©Red Bull

ラリーメキシコ、デイ3終了後の各ドライバーからのコメント。6年ぶりの参戦ながら一時は首位に立つ活躍を披露したシトロエンのセバスチャン・ローブは、自身の衰えないパフォーマンスに満足を見せた。
*()内は総合順位の前日比

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■セバスチャン・オジエ/総合首位(↑)

Red Bull

「この日を終えて首位に立てて、本当にうれしい。午前中は、自分たちの走行順は少しよくなって、午後は掃く砂利は残っていなかったので、差をつけることができた。プッシュをしたかったし、ほぼ常に限界ギリギリまで攻めていたが、マシンのフィーリングはよかった。常に完璧の走りというワケではなく、午前中のループは、ミスもあったが、SS12とSS13はほぼ完璧だった。午後は、少し厳しくなって、まだ非常にスリッパリーで車内も暑かった。エンジンやブレーキも温度がた高くなった。簡単なループではなかったが、すべて順調に進み、ここまでの内容には満足だ」

■テーム・スニネン/総合13位(↑)
「難しい一日だった。午前中は適切なリズムと、ドライビングスタイルをつかむのに苦戦していた。でも、最終的にはよくなって、最後の数本はOKだった。まだやらなくてはならないことはあるが、どこを改善できるかは分かっているのが、いい点だ」

[シトロエン・トタル・アブダビWRT]
シトロエンC3 WRC

■クリス・ミーク/総合2位(↑)
「リズムの上ではいい一日だった。特に、午前はとても余裕があった。そのあと、セブのパンクがあって順位が上がったが、これもラリーのうち。このステージは特にトリッキーで、道にはルーズな石がたくさん出ていた。明日は、2位を確保するという自分の仕事を完遂しなくてはならないが、簡単なことではない。パワーステージも面白くなりそうで、昼までには気温も上がる。午前早い時間はかなり涼しいので、タイヤチョイスを見極めなくてはならない」

■セバスチャン・ローブ/総合5位(↓)
「今朝は、昨日のパフォーマンスを証明できて、6年ぶりのラリーメキシコで総合首位に立ち、本当によかった。正直、スタート前にはこの順位は予想していなかったが、自分のドライビングスキルが落ちていないことが分かったよ! 僕らがパンクするまでは、上位争いは本当にいいバトルになっていた。2つの連続コーナーで、イン側に石があった。ここで少し攻め過ぎて、その一つで痛手をこうむった。このミスで、タイヤ交換をしなくてはならなくなった。このタイヤがどこまで持つのか、あまり慣れていなかったし、自分たちの本能が悪いほうに向いてしまった。おそらく、クロスカントリーラリーで培われたものだと思うよ! ここでかなりタイムをロスしたが、そんなことも時には起こる。ここからは、ラリーを完走することを目指し、できる限りこのマシンのドライビングを楽しみたい」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ダニ・ソルド/総合3位(↓)

Hyundai Motorsport GmbH

「今回は、メキシコでポディウムに上がれれば上々のリザルト。自分のためにもチームのためにも、この大切な順位を何としても守っていきたい。今日は、計画通りには進まなかった。最初のステージでは自信をつかむのに苦戦し、接戦のライバルに対してタイムをロスしてしまった。午前の残りのループではフィーリングはよくなったが、午後最初のステージでかなりタイムをロスしてしまった。SS14のスタートで小さな石にヒットしてしまい、左フロントをパンクしたまま31kmを走らなくてはならなかった。スペアタイヤがもう残っていなかったので、ループの残りはかなり堅実に走り、ハードにプッシュはしなかった。上にいるミークとの差は大きくないので、集中を維持して日曜日の午前の結果を待ちたい」

■アンドレアス・ミケルセン/総合4位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「午前中はタフで、自分たちのタイムは今一つだった。グリップレベルが低いところで、かなり苦戦した。午後はよくなり、よりコンペティティブに戦えた。プラスな面は、順位が4位に上がったこと。3位のダニ、5位のローブとは大差がついているので、自分たちのラリーに専念しなくてはならない。ミスをしやすいので、堅実なペースとリズムを維持していきたい」

■ティエリー・ヌービル/総合6位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH

「今日も難しい一日だったが、それでもバトルに絡み続けている。今日は順位を一つ上げることができたし、上位ではたくさんのことが起きている。午前中は最高の滑り出しとはいかず、ウオータースプラッシュでエンジンが停まってしまい、1分以上をロスしてしまった。今日はパンクも2回あり、状況はさらにややこしくなった。走行順一番手の経験から学ぶことは多いので、ストレスはたまるがポジティブにとらえたい」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/総合9位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRC

「メキシコで午後、こんなに暑くなったことはなかったと思う。もちろん、マシンやタイヤに関して、悩みは多かったが、全体としてはトラブルもなく安定した一日だった。ステップバイステップで、改善されている。最終日はよりリズミカルで速いステージがあり、自分やマシンと相性がいいので、よくなると思う。このラリーのお気に入りのステージもある。8位を目指して選手権争いで重要なポイントを獲得したいし、パワーステージでのチャンスにもアタックしていかなくてはならない」

■エサペッカ・ラッピ/総合12位(↑)

TOYOTA

「基本的には今日の内容はかなりOKで、昨日よりも格段によくなった。昨晩はメカニックたちががんばってマシンを直してくれたので、心から感謝したい。午前中はドライビングを楽しめたし、タイムもよくなった。サービスの後に、TVクルーが動かしたシートベルトがボックスの下に絡まってしまって、遅れをとってしまった。走り始めてからは、パンクするまではスプリットもよかったし、次のステージでは、パンクしたかと思ったがタイムはまずまずだった。明日は、パワーステージでポイントと獲るチャンスだ」

■オィット・タナック/総合14位(↓)

Toyota Gazoo Racing WRC

「午前は、すべてかなり順調のように見えた。昨日よりもグリップを感じられたし、自分たちのマシンにも合っていた。序盤でジャンクションを通り過ぎてしまい、10秒近くをロスしたが、それでもいいステージにしようと努めた。それから、フィニッシュ手前7kmでターボが破損し、デイリタイアしなくてはならなくなった。残念だがこれもラリー。でも、このチームで初めてのグラベル戦で、コンペティティブなペースが出せたことには満足していい。明日はベストを尽くす。パワーステージでポイントが獲得できたら、うれしいね」

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