ラリーメキシコ、予選トップはヒルボネン – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ラリーメキシコ、予選トップはヒルボネン

 

 本日からスタートするWRC第3戦ラリーメキシコは出走順を決定する予選が行なわれ、シトロエンのミッコ・ヒルボネンがトップタイムをたたき出した。

 シェイクダウンが行なわれたのは6.27kmのステージ。ヒルボネンは2番手につけたMスポーツのエフゲニー・ノビコフを0.7秒下して、出走順の選択権を得た。ヒルボネンとしてはローブの出場しないこのラウンドで、シトロエンのエースとして存在感を示しておきたいところだ。

「タイヤチョイスもドライビングも、すべてがうまくいったよ」とヒルボネン。
 3番手タイムはMスポーツのティエリー・ヌービルとマッズ・オストベルグが3.2秒遅れ。
 一方、参加選手の中でハードタイヤを選択したフォルクスワーゲンのふたりは苦戦。セバスチャン・オジエはヒルボネンから3.9秒差の5番手、ヤリ‐マティ・ラトバラは4.3秒差の7番手タイムにとどまった。「予選はソフトコンパウンドで出るべきだったかもね。もっとも、もう遅いけどさ」とラトバラ。

予選での順位は以下のとおり。

1: ミッコ・ヒルボネン(シトロエン)3:57.2
2: エフゲニー・ノビコフ(フォード)3:57.9(+0.7)
=3: ティエリー・ヌービル(フォード)4:00.4(+3.2)
=3: マッズ・オストベルグ(フォード)4:00.4(+3.2)
5: セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)4:01.1(+3.9)
6: ダニ・ソルド(シトロエン)4:01.2(+4.0)
7: ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)4:01.5(+4.3)
=8: クリス・アトキンソン(シトロエン)4:01.6(+4.4)
=8: ナッサー・アル‐アティヤ(フォード)4:01.6(+4.4)
10: ケン・ブロック(フォード)4:06.6(+9.4)
11: ベニート・ゲラ(シトロエン)4:09.4(+12.2)
12: マルティン・プロコップ(フォード)4:12.2(+15.0)
13: ミカル・コシューツコ(MINI)4:14.2(+17.0)

ドライバーによる出走順選択も、セオリー通り後方の出走順から埋まっていき、予選順位を逆転させたスタート順となった。

初日の出走順は以下のとおり。

1: ミカル・コシューツコ(MINI)
2: マルティン・プロコップ(フォード)
3: ベニート・ゲラ(シトロエン)
4: ケン・ブロック(フォード)
5: ナッサー・アル‐アティヤ(フォード)
6: クリス・アトキンソン(シトロエン)
7: ヤリ‐マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン)
8: ダニ・ソルド(シトロエン)
9: セバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン)
10: マッズ・オストベルグ(フォード)
11: ティエリー・ヌービル(フォード)
12: エフゲニー・ノビコフ(フォード)
13: ミッコ・ヒルボネン(シトロエン)

ラリーはこの後20:09(日本時間11:09)にSS1がスタートする。



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