タイトル確定のMスポーツ、最終戦ではシーズン全戦ポディウムフィニッシュの記録に挑む – RALLYPLUS.NET ラリープラス

タイトル確定のMスポーツ、最終戦ではシーズン全戦ポディウムフィニッシュの記録に挑む

©M-Sport / @World

WRCラリーGBではドライバーズ、コ・ドライバーズ、マニュファクチャラーズのタイトルを一気に決めたMスポーツ。今週開催される最終戦ラリーオーストラリアでも、最高の形でシーズンを締めくくることを狙う。

もしMスポーツがオーストラリアでポディウムに上がれば、フィエスタWRCは今季全戦でポディウムフィニッシュを果たしたことになり、2009年、2012年に続いて、この快挙を3回果たした唯一のマニュファクチャラーとなる。

ラリーGBでタイトル5連覇を決めたセバスチャン・オジエは、オーストラリアには参戦した過去6戦中、2013-2015年に3連覇を果たしている。
「5度目のタイトルを決めて最終戦を迎えるのは素晴らしいことだし、ウェールズではそれができるようになることを目指していた」とオジエ。
「これでかなりプレッシャーが軽減されたので、オーストラリアでは素晴らしいステージを楽しむことに専念できる。でも、いいリザルトを収めたいというプレッシャーはまだある。チームもここまで、全戦でポディウムに上がっているので、今週末もそれを続けたい。もしドライなら、自分たちの走行順は厳しくなるが、いつも通りベストを尽くす」

一方、ドライバーズ選手権2位争いが残るオィット・タナックは、オーストラリアの参戦はこれまで3回のみ。ベストリザルトは2015年の6位だ。
「選手権タイトルを決めたチームのドライバーとしてオーストラリアを迎えるのはいい気分だが、厳しい戦いはまだ終わってはいない。まだ選手権で2位に入るチャンスが残っているし、このチームでの最後の時間をいい形で終えるために全力を尽くす」と語るタナックは、2018年にトヨタへの移籍が決まっている。
「ラリーオーストラリアは、どんな時でも簡単には行かない。すべてはレッキから始まるし、最初から完全集中で行かなくてはならない。ノートを完全に信頼してのドライビングと、ドライなら砂利掃きがかなり厳しくなるので、踏ん張って戦っていかなくてはならない」

ラリーGBでは待望のWRC初勝利を母国戦で決めるという、感動の瞬間を味わったエルフィン・エバンス。オーストラリア参戦は今回が3度目だが、今後のためにも貴重な経験を積んでいきたいところだ。
「母国戦で勝利を決めたのは信じられない気分だったが、次のイベントはすぐやってくるので祝ってばかりはいられない。ささやかなパーティの後、すぐにオーストラリアの準備を始めた」とエバンス。
「とても楽しめるイベントだが、自分たちに優しいことはなかった。簡単なイベントではないし、視界の確保も大きな試練となる。日差しが低いとダストが照らされて、木の間から差し込む光がストロボのように見えるため道を読むのが難しい。ノートに完全な自信がなくてはならないイベントだ。昨年は参戦していないし、新しいステージがかなり多い。現状、天気予報は不安定になりそうなので、面白くなるかもしれない」



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