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WRCラリーGB:SS1はオジエがトップタイム

©M-SPORT

WRC第12戦ラリーGBはSS1を終えて、Mスポーツのセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)がベストタイムをマークして首位に立った。0.4秒差の2番手にはトヨタのヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)、3番手にはさらに0.2秒差でMスポーツのオィット・タナック(フィエスタWRC)と続いている。

競技初日に行われたのはティア・プリンス・トラックのSS1のみ。スラロームセクションとふたつのジャンピングスポットを擁する1.49kmのショートステージで、選手権リーダーのオジエが好スタートを切った。一方、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)は、SSを走り終えた時点で3番手タイムをマークしていたが、タイムコントロールへの1分遅着で10秒のペナルティが加算されている。

TOYOTA

タナックから0.5秒差の4番手タイムは、Mスポーツのエルフィン・エバンス(フィエスタWRC)とヒュンダイのアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)が同タイムで並ぶ。以降も、トヨタのエサペッカ・ラッピ(ヤリスWRC)とヒュンダイのダニ・ソルド(i20クーペWRC)が0.1秒差の同タイム、さらに0.1秒差で、トヨタのユホ・ハンニネン(ヤリスWRC)とシトロエンのクレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)の2台が同タイムで続く。10番手のヘイデン・パッドン(i20クーペWRC)でもオジエから1.6秒という僅差となっており、明日から始まる本格的な戦いから目が離せない。

HYUNDAI

競技2日目はSS2〜SS7の計6SS。メイヘリン、スウィートラム、ハーフレンといった名門ステージ3本を2ループする。タイヤ交換のみでサービスを挟まないため、途中での大幅なセッティング変更は難しく、ましてやマシンにダメージを受けることは許されない。オープニングのSS2は日本時間27日(金)18時20分にスタートする。

CITROEN

WRCラリーGB SS1終了後暫定リザルト
1. セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC) 1.09.7
2. ヤリ‐マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC) +0.4
3. オィット・タナック(フォード・フィエスタWRC) +0.6
4. エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC) +1.1
5. アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.1
6. エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC) +1.2
7. ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.2
8. ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC) +1.3
9. クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC) +1.3
10. ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC) +1.6

15. クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC) +2.5
45. ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC) +10.5



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