ERCローマ:0.3秒差の激戦を制してブライアン・ブフィエが優勝 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCローマ:0.3秒差の激戦を制してブライアン・ブフィエが優勝

©ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC第7戦ラリーディローマ・キャピターレ(ターマック)が9月15‐17日にイタリアで開催され、選手権リーダーのカエタン・カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5)との激戦を制して、ブライアン・ブフィエ(フィエスタR5)が優勝を飾った。

全12SSで争われたこのイベントは、首位が9回も入れ替わる激戦となった。カエタノビッチに7秒差をつけ首位で前日を折り返していたブフィエだったが、競技最終日はソフトコンパウンドタイヤの選択が裏目に出る。ウエットやマディなセクションは残るものの路面の大半がドライになっていたのだ。一方、ブレーキトラブルが解決されたカエタノビッチはベストタイムを連発。ブフィエに3.3秒差をつけて首位に浮上し、ローマ東部に設定された日中サービスに入った。

サービス後のSS10では、ブフィエがステージウインをマークして0.4秒差の首位に再浮上。するとSS11では、カエタノビッチがブフィエを0.9秒上回るタイムをたたき出した。カエタノビッチに0.5秒遅れの2番手で最終11.75kmのステージをスタートしたブフィエは、ここでカエタノビッチを0.8秒上回るタイムでフィニッシュ。0.3秒差での優勝は、ERC史上最も僅差での決着となった。

「必死のバトルの末に勝てたことは、本当に素晴らしい」と喜びを見せるブフィエは、混戦となっている今季のERCで初めて2勝目をマークしたドライバーとなった。2013年のオーストリア戦では、ヤン・コペッキーとの接戦の末、0.5秒差で勝利を逃している。
「ベストを尽くした。どんなスポーツでも、素晴らしいバトルができるのはうれしいもの。アドレナリンが放出されるし、それが何より楽しい。チームには心から感謝している」

一方、2位でのフィニッシュとなったカエタノビッチだが、選手権争いでは首位を死守して、最終戦リエパヤを迎える。
「勝っても2位でも、関係ない。とにかく初参戦のこのイベントで、優勝争いができたことは本当にうれしい」とカエタノビッチ。
「マシンはほぼ完璧、信じられない気分だし、ブライアンには心から祝福を贈る。ビッグバトルだったから、彼は見事だったよ」

ERC / Jorge Cunha / DPPI

ERC2はティボール・エルディ(三菱ランサーエボリューションX)、ERCジュニア・アンダー28はヤン・チェルニー(シュコダ・ファビアR5)、ERC3・ERCジュニア・アンダー27はフィリップ・マレス(プジョー208 R2)がそれぞれトップフィニッシュを飾った。

また、このラリーにはムゼオ・チンクエチェント・レーシングチームの眞貝知志がフィアット500アバルトR3Tで参戦。昨年に続いて2回目の挑戦となった眞貝は、前日のクラス3位から劇的な逆転で、RC3クラス優勝を達成した。

ERCローマ 最終結果
1 B.ブフィエ(フォード・フィエスタR5) 2:02:16.0
2 K.カエタノビッチ(フォード・フィエスタR5) +0.3
3 B.マガリエス(シュコダ・ファビアR5) +57.9
4 G.ライジブ(シュコダ・ファビアR5) +1:18.3
5 S.テンペスティーニ(シトロエンDS3 R5) +1:55.4
6 J.チェルニー(シュコダ・ファビアR5) +2:10.4
7 L.ハバイ(フォード・フィエスタR5) +2:25.5
8 N.グライジン(シュコダ・ファビアR5) +2:55.6
9 S.コンサニ(シトロエンDS3 R5) +3:17.2
10 T.ディ・コシモ(シュコダ・ファビアR5) +4:21.9
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22(RC3-1) 眞貝知志(フィアット500 アバルトR3T)+16:50.4



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