世界RXフランス:制限枠いっぱいの60台が集結、プジョーは母国戦での巻き返しを狙う – RALLYPLUS.NET ラリープラス

世界RXフランス:制限枠いっぱいの60台が集結、プジョーは母国戦での巻き返しを狙う

©PEUGEOT / Paulo Maria / DPPI

世界ラリークロス選手権は舞台をヨーロッパに戻し、9月1‐3日にフランス北西部のロエアックで第9戦を迎える。毎年7万人の観客を動員するシーズンのビッグイベントであるこのフランス戦には、最高峰のスーパーカーマシンが制限いっぱいの60台エントリー(世界戦25台、ヨーロッパ戦35台)する。うち、23台は、母国出身ドライバーだ。

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その筆頭はもちろん、WRC9連覇王者で、チーム・プジョー・ハンセンのエースドライバー、セバスチャン・ローブだ。前戦カナダで3位に食い込んだローブは、ドライバーズ選手権4位で母国戦を迎える。

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ローブのチームメイト、ティミー・ハンセンは、2015年のロエアック戦ウイナー。
「プジョーの母国で観衆の前で勝つのは、瞬間的に世界のトップに立ったような気分だった」とハンセンは当時を振り返る。
「ポディウムの上から、人々の海を見渡すのは素晴らしい光景だった。今年、またあの舞台に立つことが待ち切れない」

一方、ドライバーズ、チームズの両選手権で首位につけるPSRXフォルクスワーゲン・スウェーデン。ドライバーズ選手権首位につけるヨハン・クリストファーソンは昨年のロエアックを制しており、選手権2位につけるペター・ソルベルグも2014年に優勝を飾っている。
「ロエアック戦に向けてのフィーリングはとてもいい、すごくいい。ほぼ、自分の母国戦と思えるほどいいよ!」とクリストファーソン。
「大観衆は、セブ(ローブ)の応援来ていることは理解できる。もちろんビッグスターだからね。彼は優勝候補の筆頭だし、僕らも挑んでいく。集中するべきは、チームとして一体となったときのパフォーマンスだ」

PSRX Volkswagen


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ペターもそれに賛同する。「メンバーが別々の方向に向かって進んでいこうとしたチームに何度かいたことがあるが、うまく行かなかった。ヨハンが言うように、今年はチームが一丸となって戦いたいと思っていたし、ここまでそれができている。それも、シーズンが始まる前に、しっかり枠組みを築いたからだ」

「クルマも同じ。シーズンが始まってからは、これといった開発を行っていない。ベストの状態を引き出し、コンディションに合わせて幅を広げているだけだ。ターマック、グラベル、マッド、ウエット、ドライ、すべてのね。どのコンディションでも戦えるマシンを作ったから、あとはヨハンと自分の間ですべてがうまく回るようにすることに専念している」

その他にも注目選手が目白押し。アリスター・マクレーは、このロエアックで世界RXデビューを迎える。マクレーが駆るのは、LOCOワールドRXチームのフォルクスワーゲン・ポロ。また、DTMのスタードライバーであるニコ・ミューラーも、チャンピオンチームのEKSからアウディS1で世界RXに初参戦する。EKSが4台体制で挑むのは、これが初めてとなる。

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