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世界RX英国:ペター・ソルベルグが優勝、ヨハン・クリストファーセンは選手権首位に浮上

©FIAWorldrallycross.com

世界ラリークロス選手権第5戦は5月28日、英国リッデンヒルでファイナルが行われ、ペター・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロ)が優勝。チームメイトのヨハン・クリストファーセンも2位に入り、PSRXフォルクスワーゲン・スウェーデンが2戦連続で1‐2フィニッシュを決めた。

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ラリークロスというカテゴリーが、このリッデンヒルで誕生して50年目。世界戦の開催は今回が最後という節目のイベントで、ソルベルグが今季最初の勝利を会心の展開で決めた。
「どうしても手にしたかった勝利だ」とソルベルグ。世界RXでの勝利は、2016年のポルトガル戦以来だ。
「チームはこの数ヶ月、全開で取り組んできた。マシンはよかったが、一貫性を高めるために詳細な部分に取り組んでいかなくてはならなかった。ヨハンとのチームワークも、お互いに支え合ってきたアプローチがうまく効果を出せた。母国ノルウェーでの次戦を楽しみにしている」

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一方のクリストファーセンは、今回2位に入ったことでドライバーズ選手権ではついに首位に浮上。ソルベルグも、クリストファーセンに7ポイント、2位のマティアス・エクストロームに3ポイント差の3位につけている。
「ペターを祝福するよ。この週末、本当に素晴らしかった」と語るクリストファーセンは、スウェーデン出身の28歳だ。
「抽選の時点から優位に進めてきたし、タイヤマネジメントも優れていた。ポイントの面では、自分が選手権首位に立ったし、チームズ選手権でもリードを広げて非常にいい流れになっている。自分としては初めて選手権で首位に立ったので、最高の気分だ。もちろん、この勢いをつなげていくために戦うよ!」

PEUGEOT / Paulo Maria / DPPI

3位にはHooniganレーシングのアンドレアス・バックラッド(フォード・フォーカス)、4位にはチーム・プジョー・ハンセンのセバスチャン・ローブ(プジョー208)がつけた。昨年王者のエクストローム(アウディS1、EKS)は、ファイナルでパンクに見舞われ5位に終わっており、ローブのチームメイト、ティミー・ハンセンが6位でフィニッシュしたことから、チームズ選手権ではチーム・プジョー・ハンセンがEKSをかわして2位に浮上した。

世界RX英国リッデンヒル ファイナル結果
1 P.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロ) 4:09.602
2 J.クリストファーセン(フォルクスワーゲン・ポロ) 4:11.292
3 A.バックラッド(フォード・フォーカス) 4:12.919
4 S.ローブ(プジョー208) 4:16.332
5 M.エクストローム(アウディS1) 4:23.758
6 T.ハンセン(プジョー208) 5:07.622



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