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WRCポルトガル:勝田貴元がWRC2部門14位完走、フィニッシュ目前であわやリタイアのピンチも

勝田貴元

©Naoki Kobayashi

WRC第6戦ラリーポルトガル最終日、前日に新井大輝がリタイアしたことで孤軍奮闘となったTOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラムの勝田貴元。ラリーフィニッシュ目前、あわやリタイアというピンチを乗り越え、総合39位、WRC2部門14位で完走を果たした。

勝田貴元

Naoki Kobayashi

この日、前走車のクラッシュによる赤旗で、名物ファフェの1回目こそ走れなかったものの、続く2つのステージをまずまずの手応えで終えた勝田は、最終ステージとなるファフェの再走に臨む直前、突然のエンジントラブルに見舞われた。
「様子がおかしいままスタートしたらすぐ息つき状態になり、ブーストレベルを下げてなんとか走ることはできましたが、フィニッシュ直前の最後のコーナーでエンジンが止まりかけてしまいました。その後が下りだったのでなんとかフィニッシュすることはできました」

勝田貴元

Naoki Kobayashi

しかし、そこからも試練は続いた。フィニッシュ直後やロードセクションの渋滞のなかでもエンジンが停止し、押しがけや電子制御部品などの交換、カプラーつけ外しなどの懸命な作業の結果、なんとか最終タイムコントロールに辿り着いたのは失格となるマキシマムレイトネスタイムのわずか10秒前という際どさ。4分50秒のタイムペナルティを受けて、結果は総合39位・WRC2で14位での完走となった。
「今までで一番疲れました。でもきちんと走れたふたつのステージでは距離は短かったけど、それほどプッシュしていなくてもトップとの差は詰まっていることを感じることができました。それは今回の収穫です。こういう石は当たったらマズいというのも理解できたし、もうちょっと走りたかった部分はあったけど、いい経験が積めました」

TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラムの次戦は2週間後のラリー・サルディニア。今回無念のリタイアとなった新井とともに、勝田はより難易度の高いラフグラベルに挑戦する。



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