東大&ホンダ学園の海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト「Team若武」、タルガ・ロトルアで全車完走 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

東大&ホンダ学園の海外ヒストリックラリー参戦プロジェクト「Team若武」、タルガ・ロトルアで全車完走

Team WAKATAKE

©Team WAKATAKE

東京大学とホンダ学園ホンダテクニカルカレッジ関東のジョイントプロジェクト「Team若武」は、3月18〜19日にかけてニュージーランドで開催された「タルガ・ロトルア」に出場。3台が参戦し、事故や怪我もなく、最上位クラス3位を含め、全車が完走を果たした。

出場クラスは、1986年1月1日以前に量産が開始された排気量2000cc以下の車両で戦うクラシック2WD部門のカテゴリー1。ライバルとして、SW20 MR2やAE86カローラレビン、AE82カローラFX-GTなどが参戦した。

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同プロジェクトとして7期目となる今年は、先輩たちが第5期で製作した72年式TE27レビン(102号車。川﨑修司/川﨑ひとみ)、第6期で製作したSB1シビック1200RS(101号車。篠塚建次郎/大山健志)と、新たに製作したSB1シビック1200RS(103号車。永瀬浩一/永井進)の3台でエントリー。第6期で製作したもう1台のSB1シビックをスペアとして持ち込んだ。東京大学から9名、ホンダ学園から8名と、双方の教員やサポーター、ドライバー、コ・ドライバーを加えた31名という大所帯での参戦となった。

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昨年の経験から、今年は戦闘力の向上にも取り組み、ボアアップやブレーキの大径化といったチューニングも実施。完走だけではなく、よりコンペティティブな戦いを当初から目指しての参戦だった。しかし、今期製作したシビックとTE27レビンのロールケージのジョイント形状が不適合と指摘され、シビックは急遽パーツをスペアマシンに移植して出走できたものの、レビンは車検不合格となり、順位がつかないツアー部門への出場となった。

ラリーはペースノート使用禁止のSS方式ラリーで、12SS(うち1SSはキャンセル)での戦い。54台が出走し48台が完走を果たした。チーム若武の3台はクラス的に不利な状況での参戦となったものの、101号車が総合43位&カテゴリー3位、103号車が総合44位&カテゴリー4位を獲得。ツアー部門のレビンも無事完走を果たした。

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様々なトラブルに加え、車検前日にエンジンと足まわりの載せ替え、ロールケージの作り直しと、不可能と思われるような課題に諦めることなく取り組んだTeam若武の学生たち。その甲斐あって3台全車を完走させることができ、表彰パーティーでは「Targa Spirit賞」も受賞。和服姿で登壇し、学生自身がスピーチも行った。

ヒストリックモンテカルロへの参戦から始まり、毎年様々な困難に遭いながらも、多くの人々の協力と学生たち自身の頑張りでそれらを乗り越えてきた海外参戦ラリープロジェクト。2017年度の第8期の活動は、この4月からスタートする。

Team若武 タルガ・ロトルア リザルト

101号車(75年式ホンダ・シビック1200RS)
 総合43位(クラシック2WD部門 9位、カテゴリー1 3位)
103号車(75年式ホンダ・シビック1200RS)
 総合44位(クラシック2WD部門 10位、カテゴリー1 4位)
102号車(72年式トヨタ・カローラレビン)
 ツアー部門完走(順位なし)



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