世界RXフル参戦2シーズン目のローブ「今季は狙っていく」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

世界RXフル参戦2シーズン目のローブ「今季は狙っていく」

©FIAWorldRallycross.com

チーム・プジョー・ハンセンは、世界ラリークロス選手権に今季も3台のプジョー208 WRXをエントリーすることを発表した。ドライバーを務めるのは、セバスチャン・ローブ、ティミー・ハンセン、ケビン・ハンセン。ローブとティミー・ハンセンは2017年仕様、ケビンは2016年仕様のマシンを駆る。

世界RX参戦4シーズン目を迎えるチームは、2015年に獲得したチームズタイトル奪還、そして初のドライバーズタイトル獲得を視野に入れる。一方、昨年、ヨーロッパタイトルを獲得した若手のケビン・ハンセンは、世界シリーズでの経験を積むことを目標として参戦を継続する。

「2015年はチームズタイトルを獲得、2016年は選手権2位だったので、今季はチームズ、ドライバーズのダブルタイトルを目指していく」とプジョー・スポールのブルーノ・ファミンはコメント。
「今季もハンセン・モータースポーツと提携して、プジョー・スポールはマシンの開発を担い、ハンセン・モータースポーツは選手権の現場でのチーム運営を担う体制を継続させる。ファクトリープログラムとして集中するのは依然としてクロスカントリーラリーだが、ラリークロスの将来は明るいと考えているので、このカテゴリーでも競争力を維持していきたい」

昨年は、世界RX初開催のラトビアで自身の世界RX初勝利も挙げているローブは「昨年は、初めての世界RXフル参戦のシーズンで、非常に多くのことを習得できたと思っている。もちろん、今季はもっと高い目標を掲げているし、2017年仕様の208 WRXが勝利を狙えるだけのポテンシャルを持っていることを期待している」と意欲を見せる。
「非常に厳しい戦いが待っているので簡単にはいかないが、このカテゴリーでも自分の記録を増やしたいと決意を固めている」

世界ラリークロス選手権は3月31日、スペインのバルセロナで開幕する。



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