Mスポーツ、今季後半にフィエスタR5 EVO2を投入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

Mスポーツ、今季後半にフィエスタR5 EVO2を投入

©M-SPORT

R5マシンとして成功を収めているフォード・フィエスタR5が製作200台目に達したばかりのMスポーツは、同車の改良版、フィエスタR5 EVO2を今年後半に投入することを発表した。

2013シーズンの中盤に登場したエコブーストパワーのフィエスタR5は、世界各国の選手権で活躍を続けており、2016年だけで29カ国に159台が出荷された。同車は、R5マシンでは最も多く通算勝利数を重ねている。優れたパフォーマンスと確実性を兼ね備えるフィエスタは、信頼性でもクラストップを誇るとMスポーツが自負するマシンだ。

先日は200台目のフィエスタR5を記念して、2013年にイプルーラリーでデビューしたオレンジ×黒のワンオフのカラースキームのフィエスタR5も発表している。

コンスタントに改良を続ける中、MスポーツはこのフィエスタR5に、可能な限り最善のパッケージと最新の開発を投入した新たなモデルを投入する。2017年後半にリリースが予定されているフィエスタR5 R2は、エンジン強化に専念し、パワーとトルクが向上する。

シリンダーヘッド、エキゾースト・マニホールド、バルブトレーンを変更することで、幅広いレンジのレブでパフォーマンスを発揮するという。

R5マシンの公式燃料パートナーとしてVPレーシング燃料とのコラボレーションを継続しているMスポーツは、新たにVPR5燃料も間もなく発表するという。このVPR5はリファインとともに新たに開発を行い、地域選手権で102オクタン燃料で戦うマシンに有効だとのことだ。

これ以降の詳細については数ヶ月のうちに発表するとしている。



RALLY PLUS