WRCフランス事前情報:“1万のコーナー”が待つ伝統のターマックラリー – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフランス事前情報:“1万のコーナー”が待つ伝統のターマックラリー

©VOLKSWAGEN

今季のWRCは、第10戦に予定されていた中国戦が悪天候による路面悪化により開催がキャンセル。地中海に浮かぶフランスのコルシカ島に舞台を移す。

WRC創設初年からカレンダーに組み込まれた伝統の舗装戦は、「1万コーナーのラリー」と呼ばれる独特のツイスティなステージで争われる。つづら折れの山岳路を走り抜けるステージは、コーナーがいくつも連続するため速度域は低く、マシンにもドライバーにも、そしてペースノートを読むコ・ドライバーにとっても過酷なイベント。昨年は、この時期には珍しい豪雨に見舞われ、ステージキャンセルも相次ぐ展開となったが、王者セバスチャン・オジエには、母国戦でタイトル確定の可能性も出ており、今季も熱い戦いが期待される。

FIA

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■2016年のルート
これまでのコルトに代わり、拠点となるのは島北部のバスティア。木曜日夜には、島の首都、アジャクシオでセレモニアルスタートが行われる。金曜日は西海岸に設定される2SSを2回ループするが、日中サービスはなく、タイヤ交換のみ。この日はSS1から、49.72kmのロングステージが待ち受ける。土曜日も2SSを2回ループするが、日曜日は2本のみ。しかし、うち1本は53.78kmのロングステージだ。パワーステージはポルト・ベッチオに指定され、フィニッシュもこの地で行われる。SSのうち70%が変更され、総ステージ走行距離は、昨年よりも20%延長されている。

■ラリーデータ
開催日:2016年9月29日‐10月2日
本拠地:バスティア
総走行距離: 1,170.34 km
総ステージ走行距離:390.92 km (SS比:33.40%)
総SS数:10

■開催選手権
WRC
WRC2
WRC3
JWRC

■歴史
・今年で開催60周年を迎える。1973年、WRC創設年から2008年までカレンダーに組み込まれた。フランス戦は一時、アルザスに移ったが、その間もIRC、ERC戦として開催されてきた。



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