シルクウェイラリー レグ6:ローブは総合2位キープで前半折返し – RALLYPLUS.NET ラリープラス

シルクウェイラリー レグ6:ローブは総合2位キープで前半折返し

©PEUGEOT

クロスカントリーラリーイベントのシルクウェイラリーは7月14日、レグ6の競技が行われた。この日は、カザフスタンのバルカッシュ‐アルマティ間に855.88km(SS411.35km)が予定されていたが、強風により後半部分とフィニッシュ地点のアルマティ周辺に嵐の警報が発令されたため、セーフティのヘリコプターを飛ばす事ができず、主催者は走行区間の一部キャンセルを決断。競技走行は前半の111kmを走行した後、サービス車両の先導で統一ルートで迂回した。

前日のレグ5でトップタイムを叩き出し、総合首位に返り咲いたチーム・プジョー・トタルのシリル・デプレ(プジョー2008DKR)はこの日、数々のトラブルに見舞われて15番手タイム。それでも総合順位でのリードは死守した。

前日は総合2位に浮上したチームメイトのセバスチャン・ローブはこの日、2番手タイムで総合順位でも2位をキープ。プジョー勢がトップ2を独占して15日の休息日を迎える。

「このようなコンディションでは、走行順が後の方にアドバンテージがある。先行車が切り開いたコースを見る事ができるからね」とローブ。
「僕らはすぐに先頭に追いついたが、ライバルとの差を詰める事ができた。総合2位につけて休息日を迎えることができるのは、大きな自信になるよ」

前日、転倒を喫したチーム・プジョー・トタルのステファン・ペテランセルは、夜半になってトップから6時間遅れでビバークへ帰還。チームのメカニックが夜を徹して前後サスペンションとエンジン冷却システムを中心とした修復作業に取り組んだ結果、ペテランセルはこの日無事にスタート。2番手タイムを叩き出したが、タイムペナルティも受けているため、総合では首位に9時間以上遅れての71位となっている。

X-RAID

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MINIオール4レーシング勢は、ブラジミール・バジリエフが、チームメイトのヤジード・アルラジをかわして総合3位に浮上している。また、この日のステージでは、バギーで参戦している米国のデーモン・スコット・ジェフェリースがトップタイムをマークした。

15日は休息日。競技は16日、アルマティ‐バルタラ間のステージから再開となる。

総合順位(レグ5終了時点)
1 C.デプレ(プジョー) 11:06:35
2 S.ローブ(プジョー) +8:00
3 V.バジリエフ(MINI) +9:50
4 Y.アル‐ラジ(MINI) +12:50
5 A.ラキンバイエフ(MINI) +14:58



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