ダカールラリー最終日:ペテランセルが連覇、プジョー 3008DKRがポディウム独占 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
現地速報がすぐわかる! バックナンバーが読み放題。ラリプラLINE限定コンテンツ配信中

ダカールラリー最終日:ペテランセルが連覇、プジョー 3008DKRがポディウム独占

©REDBULL

ダカールラリー2017は1月14日、大会最終日となるステージ12の走行が行われた。リオ・クアルトからブエノスアイレスを走る786km、うち競技区間はわずか64km。

9000kmの走行を経て、ついに2017年のダカールが、アルゼンチンのブエノスアイレスでフィニッシュを迎えた。悪天候に見舞われステージの短縮やキャンセルも相次いだ今大会は、南米開催のダカール史上、最も過酷なイベントとなった。

波乱の展開となった今大会を制したのは、昨年王者のステファン・ペテランセル。バイク時代も含めて、自身通算13回目のダカール勝利をマークした。2位にはペテランセルとチーム・プジョー・トタルのチームメイト同士の激戦を展開し、この日のショートステージでもトップタイムをたたき出したセバスチャン・ローブ、3位にシリル・デプレが入り、ダカールデビューを果たしたプジョー 3008DKRがポディウムを独占した。

「レース序盤はトップ争いには6、7人のドライバーが絡んでいたが、しばらくすると4人だけになった」とペテランセルはフィニッシュラインでコメント。
「そして今週はふたりだけ、セブと僕だけになった。お互い勇ましい戦いを見せたし、最後に勝ったのは僕だが紙一重だった。この勝利は経験の差によるものだ」

日本勢では、日野チームスガワラの2台は菅原照仁が総合8番手、菅原義正が総合29番手で排気量10リットル未満クラスの1-2でフィニッシュ。チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのクリスチャン・ラビエルと三浦昂も、ステージをフィニッシュしたことが伝えられている。

2017年ダカールラリー総合順位(Stage12終了時点/Car)
1 S.ペテランセル/J-P.コトレ(プジョー) 28:49:30
2 S.ローブ/D.エレナ(プジョー) +5:13
3 C.デプレ/D.キャステラ(プジョー) +33:28
4 N.ロマ/A.ハロ(トヨタ) +1:16:43
5 G.ドゥビリエ/D.フォン・チチェウィッツ(トヨタ) +1:49:48
6 O.テラノバ/A.シュルツ(MINI) +1:52:31

RALLY CARS