WRCポーランド:プレ会見「アルゼンチンは、ずいぶん前のことのよう」 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCポーランド:プレ会見「アルゼンチンは、ずいぶん前のことのよう」

©Hyundai Motorsport

WRCポーランドのスタート前に行われたイベントカンファレンスの内容(抜粋)。アルゼンチンでの初優勝の後、ポルトガル、イタリアと激しいアクシデントで連続リタイアを喫したパッドン。このポーランドでは調子を取り戻したい強い気持ちを語った。

●WRCプレイベントカンファレンス出席者
クレイグ・ブリーン=CB(アブダビ・トタルWRT)
ヘイデン・パッドン=HP(ヒュンダイ・モータースポーツ)
マッズ・オストベルグ=MO(MスポーツWRT)
セバスチャン・オジエ=SO(フォルクスワーゲン・モータースポーツ)

CITROEN/@World

CITROEN/@World

Q:
クレイグ、再びWRCの舞台へ戻ってきた。スウェーデン以来の参戦だが、WRC以外でも忙しく過ごしていたようだね。
CB:
そうだね、スウェーデン以来、久しぶりだ。何カ月も経っていたし、その間みんなはステージでの走行を重ねていた。でも、僕は今回、最高の機会を与えてもらってここにいるので、それを最高のかたちで活かさなくてはならない。競技のスタートが待ち切れないよ。

Q:
サーキット・オブ・アイルランドでの勝利は、この週末での自信の点でどれだけ重要になっているか。
CB:
アイルランドはターマックだったので、ここで活かせることはないと思うが、少なくとも自分の気持ちの上では大きな後押しになっている。僕は小さな頃から、サーキット・オブ・アイルランドをWRCのように見ながら育ってきた。そのラリーで勝てたのは素晴らしいことだし、この自信をポーランドで活かしたい。

Q:
ポーランドでの具体的な目標は。ハードにプッシュするのか、それとも修業に務めるのか。
CB:
難しいラリーになると思う。どのドライバーも、いつも厳しいバトルを戦っているし、僕は久しぶりの参戦だ。自分の目標は、週末を通して速さを高めていくことだと思う。テストやシェイクダウンはまずまずの内容だったので、自分やマシンの対応力を見せていかなくてはならない。

Q:
ポーランドにはERC戦時代に一度参戦しているが、その時の経験は。
CB:
あまりよくなかった。ポーランド入りしてから、ずっと雨が続いていた。ステージもかなりキャンセルになった。ひどかったよ。今年は同じステージは1kmもない。でもファンが素晴らしかった思い出はある。

Q:
ヘイデン、今季はいい滑り出して、第6戦を終えて選手権5位を維持している。ここ2戦は厳しい内容となっているが、この週末のターゲットは。
HP:
ターゲットは、コースに戻ること。幸い、ここからの2戦は自分が楽しめるラリーだ。自分のドライビングスタイルに合っているし、あまりプレッシャーは感じない。もう少し期待を抑えて、基本に戻らなくてはならない。

Q:
アルゼンチンでの優勝は、シーズンここまでのハイライトだろう。一度、勝利を経験すれば、次に勝つのは少し楽になるか? 今回、勝つことはできるか。
HP:
アルゼンチンは、もうずいぶん前のことのように思える。それからたくさんのことが起きた。ここ数戦のリザルトのことばかり考えてはいられない。将来のことに専念し、トップ争いができる位置に戻りたい。

M-Sport/McKlein

M-Sport/McKlein

Q:
マッズ、高速ステージが得意なことは広く知られているが、ラリーポーランドをどれだけ楽しみにしているか。
MO:
もちろん楽しみにしている。1年のうち最も速いラリーのひとつだし、どのステージも速い。またここに参戦できるのをうれしく思っているよ。

Q:
チームメイトのエリック・カミリは、ここには参戦したことがない。超高速のポーランドのステージを攻略するためのコツなどはアドバイスしているか。
MO:
彼には聞かれていないので、特に何も話していない。今、彼には自分のことに集中して、自分自身の不得意分野を見つけることが必要なんだ。リピート走行でどれだけラフになるかなどを説明したり経験を共有したりすることはできると思うが、チームにも経験がある。僕が僕自身で取り組むように、彼も彼自身で取り組んでいる。

Q:
選手権では4位につけているが、5位のパッドンとはわずか1ポイント差、そして2位まで10ポイントしかない。この週末の現実的な目標は。
MO:
もちろん、順位を上げるために戦っていきたい。サルディニアの内容には満足している。終わってしまったのは自分のミスだ。同じペースでいいリザルトを目指して戦いたい、それがターゲットだ。

VOLKSWAGEN

VOLKSWAGEN

Q:
セブ、まずアンドレアさんとの第一子、ティムくんのお誕生、本当におめでとう。ドライバーズ選手権では64ポイント差を築いており、2015年と同じような状況だが、今年はスウェーデン以来、勝利がない。それでも、イベントの度にリードを広げている。それについてどう思うか。
SO:
お祝い、ありがとう。もちろん、ここまで今シーズンはいい流れで来ている。1戦ごとにギャップを広げている。最も大切なのは、1年の終わりに一番大きなトロフィーを手にすることだ。自分のポジションにはうれしく思うが、スウェーデン以来、勝利の美酒を味わっていない。そのためのチャンスはあまり多くないが、この週末は勝利のために戦いたい。雨が降らないと、難しいだろうけどね。雨が降れば、どうなるかは分からない。

Q:
ラリーポーランドがWRCに復帰して以来、59ステージ中、19本でステージ勝利を収めている。この高速グラベルでベストタイムを出すための秘訣は何か。
SO:
特に秘策はないよ。強い気持ちを持って、絶対的に信頼できるペースノートを作り、攻めるだけ。前のコーナーで強い気持ちを持てなければ、次のコーナーでは速度が落ちてしまう。ほとんどのドライバーは高速ステージは、マシンでアドレナリンが上がるのを感じるのが好きだと言うと思うよ。

Q:
ポーランドでは、ステージの観客数が何千人にも増え、人気が高まっている。他のラウンドと比べ、ここの雰囲気はどうか。
SO:
もちろん素晴らしいが、観客のみんなに簡単なメッセージを送りたい。どうか、セーフティゾーンを守って、安全な場所で観戦して欲しい。今回、シェイクダウンですでにトラブルが起きている。みんな情熱的だし近くで見たいのだと思うが、安全な場所で観戦することを忘れないでほしい。そうでなければ、この週末が台無しになってしまうからね。



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