WRCフィンランドは43%が新ルート、ショートステージを導入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCフィンランドは43%が新ルート、ショートステージを導入

©VOLKSWAGEN

WRC第8戦ラリーフィンランド(7月28〜31日開催)の主催者は、今年のルートを発表した。全体の43%が新しくなるほか、リエゾン途中にショートステージを多数設定することで、リエゾン距離の長距離化を防ぐ措置を取る。

設定されるステージは全24カ所、334km。リエゾンを含めた総走行距離は1371kmとなる。
ショートステージの導入によってラリー全体の開催エリアを広げられるようになったが、日中サービスはこれまで同様ユバスキラに設定される。

「競技者にラリーの面白さを提供し続けるために、毎年ルートを少しずつ変えている」と副クラーク・オブ・ザ・コースのカリ・ヌーティネン。
「こうすることで、ルートに含まれる年には地元でイベントが開催される恩恵が得られ、ほかの年にはスペクテイターとして楽しめるなど、地域の住民にとってもいい側面がある」

ラリーは木曜日夜にユバスキラ市街地のステージ、ハルユで開幕。金曜日は西部のケウルウに向かい、クラシックな林道ステージ、モッキペラ、ユコヤルビを走行。この2本の間に、新しい6.75kmのショートステージ、ハリネンを挟む。その後、スルキー、ホルッカを走行した後に日中サービスを迎える。この日2本目のヤブは、7.4kmのアーネコスキ‐バルトラ。この後、午前中の林道4本をリピートして、再びハルユに挑む。

土曜日は南部のヤムサ地区に設定。この日はオウニンポウヤ(33km)が最初のステージとなり、その後、パイヤラ、ピラヤコスキと高速ステージが続く。ユバスキラへのサービスに戻る途中には、サーラハティの村に4.4kmのショートステージが設定される。午後は、この4本をリピートする。

日曜日はユバスキラの南東部にまでエリアを広げ、21世紀に入ってからは初めてとなるステージが登場。午前はレンパア(1999年以来)、オイッティラ(1994年以来、旧ムタネン)で構成される。リグループの後、レンパアを再走した後、オイッティラはパワーステージに指定される。



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