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ヤリスベースの新WRカー、3月より実走テストを開始

©TOYOTA

トヨタ自動車は、2016年のTOYOTA GAZOO Racing活動計画を発表した。

トヨタは「もっといいクルマづくり」を推進するための最高の舞台のひとつとして、2015年にFIA世界ラリー選手権(WRC)への復帰を決断。2017年からの参戦に向けては、トミ・マキネンをチーム代表とし、フィンランドを拠点として参戦準備を進めていく。エンジンはドイツTMG(Toyota Motorsport G.m.b.H)にて開発を進める。

参戦車両は、トヨタ・ヤリス(日本名ヴィッツ)をベースとし、2017年からの新車両規定に沿って開発。実車テストを3月から開発すると表明した。会場では、新TOYOTA GAZOO Racing ロゴと、統一カラーリングに刷新されたヤリスWRC、WEC参戦車両のTS040 HYBRID、ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両、全日本ラリー参戦車両を展示した。

トヨタはモータースポーツ活動をクルマの持つ「夢」や「感動」をお客様にも足らず大切なものと位置付け、TOYOTA GAZOO Racingの傘の下で「もっといいクルマ作り」に向け、人を鍛え、クルマを鍛える活動に取り組むとともに、クルマファン層を広げる活動まで一貫して取り組むとしている。

なお、豊田章男社長は体調不良のため欠席となった。



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