GRC連日開催のデトロイト戦はブロックとサンデルがV – RALLYPLUS.NET ラリープラス

GRC連日開催のデトロイト戦はブロックとサンデルがV

 

北米のグローバル・ラリークロス選手権(GRC)は7月25−26日に第5戦、第6戦が連日で開催。選手権としては初めて、ミシガン州デトロイトが舞台となった。

25日の第5戦ファイナルでは、ケン・ブロックとパトリック・サンデル(いずれもフォード・フィエスタST)がフロントローからスタートしたが、好発進を見せたのはサンデルだった。しかし、残り3ラップというとことでドライブシャフトの不調により後退。首位に立ったブロックは、残りラップをスムースに消化して今季3勝目をマークした。スコット・スピード(フォスクルワーゲン・ビートル)、セバスチャン・エリクソン(フィエスタST)が2位、3位に入った。

26日の第6戦ファイナルでは、スタート後の第1コーナー、第2コーナーで複数台が接触し、タナー・ファウスト(ビートル)がラインから押し出されてしまう。ハードプッシュによりブロックにグリッド降格のペナルティが与えられて再スタートすると、サンデルがスタートからフィニッシュまでトップを堅守し、今季初優勝を決めた。

今季12戦が設定されているGRCは、これで前半が終了。ドライバーズ選手権では、ブロックが260ポイントで首位につけており、26ポイント差でエリクソンが2位、さらに39ポイント差でオースチン・ダイン(フィエスタST)が3位につけている。



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