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全日本ラリー高山:レグ1午前はヘイキ・コバライネンが3連続ベストでトップ

©Jun Uruno

全日本ラリー選手権最終戦ラリーハイランドマスターズ(岐阜県、ターマック)は競技初日となる10月18日(土)、高山市位山交流広場駐車場に設置されたサービスパークをスタート。高山市役所で行われたセレモニアルスタートでは、高山南ジュニアウインドアンサンブルによる演奏と多くのファンから見送りを受けた。今年も、ラリー車両が高山市の観光名所である治橋、中橋、高山陣屋など高山市らしい風情ある景色のなかをリエゾンで通過。その後、ラリー最初の競技セクションへと向かっていった。

Kentaro Shirahata

Takuji Hasegawa

Naoki Kobayashi

この日は「牛牧下り Short(4.35km)」、「あたがす(9.54km)」、ギャラリーエリアも設置される「アルコピア‐無数河(6.08km)」の3本を、サービスを挟んで2回ループする6SSの構成。

勝田範彦/保井隆宏、ヘイキ・コバライネン/北川紗衣、奴田原文雄/東駿吾(いずれもトヨタGRヤリス・ラリー2)、新井大輝/立久井大輝(シュコダ・ファビアR5)の4人によるタイトル争いが持ち越されているJN-1クラスは、SS1でコバライネンが新井大輝に2.3秒差をつけるトップタイムをマーク。以下、3.9秒差で勝田、5.4秒差で奴田原と、タイトルを争う4人が続いた。

コバライネンは、SS2、SS3でもSSベストタイムを並べ、2番手の新井大輝に4.8秒差をつけて最初のセクションを折り返した。
コバライネンは「マシンもタイヤも、かなりいいフィーリング。すべてコントロールできている感じだ。もう少しプッシュできる感じはあるけど、湿った部分もあってそこは慎重になりすぎたかもしれない。マシンのセッティングも、少し改善されたので全体的にハッピーだよ」と手応えを語っている。

3番手は13.0秒差で勝田、4番手に23.2秒差で奴田原が続いている。

同じくタイトル争いが持ち越されているJN-2クラス、タイトルの可能性を残している3人のなかでは、山田啓介/藤井俊樹(トヨタGRヤリス)が最上位の3番手。貝原聖也/西﨑佳代子(トヨタGRヤリス)がわずか0.9秒差で続いている。同じくタイトルの可能性を残している大竹直生/橋本美咲(GRヤリス)は、SS2で右リヤをヒットした後にタイヤがバースト。1分以上のタイムロスを喫している。



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