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ラリー北海道:XCRスプリントカップに参戦した三菱トライトンが存在感を発揮

©「圭rallyproject」竹岡 圭選手/MITSUBISHI

9月5日〜7日に北海道帯広市を拠点に開催されたXCRスプリントカップ第4戦ラリー北海道(全日本ラリー選手権第6戦併催、グラベル)に、2台の三菱トライトンがXC-2クラスに参戦。圭rallyprojectの竹岡圭がクラス7位、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESの川畑真人はクラストップタイムをマークする存在感を見せ、リタイア続出のサバイバル戦を8位で走り切った。

同クラスには、浅井明幸が三菱エクリプス クロスPHEVで参戦し、クラス5位と奮闘。活況を見せるXCRスプリントカップで、三菱ユーザーが盛り上げに貢献した。

(以下、発表リリース)


ラリー北海道で三菱車が活躍 
~『トライトン』の川畑選手がクラストップタイムを2度記録して存在感を発揮~

「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」
川畑 真人選手/MITSUBISHI

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼最高経営責任者:加藤 隆雄、以下三菱自動車)が技術支援する「圭rallyproject」及び「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」は、9月5日~7日に北海道帯広市で開催されたXCRスプリントカップ北海道の第4戦「RALLY HOKKAIDO」にピックアップトラック『トライトン』で参戦し、「圭rallyproject」の竹岡 圭選手がXC-2クラスで7位、「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」の川畑 真人選手もクラストップタイムを2度記録し、同8位で完走しました。

XCRスプリントカップ北海道は北海道の山間部を舞台に、ピックアップトラックやSUVなど幅広いクラスの車両で競われるクロスカントリーラリーです。2022年に発足して今年で4年目となりますが、昨年の参加台数17台から、今年は22台と参加台数を増やし、全日本ラリー選手権と併催となる「RALLY HOKKAIDO」でも存在感を示しています。

「RALLY HOKKAIDO」はグラベルで長距離を走行するため、人にも車両にも負担の大きいラリーの一つです。2日間約600km(うちスペシャルステージ[以下SS]は12ステージ、総SS距離は約100km)で行われ、年々ハイスピード化する中でタイムを出しながらも、タイヤや車両を労わって完走する必要があります。国内最長、総距離23.5kmであるヤムワッカステージは、各選手にとってチャレンジングな要素となりました。

1日目はSS1-8を実施。足寄町のパウセカムイ・ショートSS を皮切りに、同コースを3回、陸別町のオフロードサーキットを使うリクベツロングステージを3回、林道コースであるヤムワッカコースを2回走る合計8回のSSで争われましたが、難易度最高クラスといわれるヤムワッカステージでは、コースオフする車両が相次ぎました。

2日目はSS9-12を実施。池田町の清見ヶ丘公園旧野球場に設けられた特設コースと音更町のSS を2回ずつ走行。レグ2はレグ1と打って変わって小雨模様となり、路面がスリッピーで難しいラリーとなりました。

川畑選手はレグ1のSS1、レグ2のSS11ではクラストップタイム、他SSでも2位や3位など上位を記録しましたが、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)を補助するために追加したサブコンピューターとのマッチングがうまくいかず、クラス8位となりました。

MITSUBISHI

竹岡選手は併催の全日本ラリーの選手もコースオフするような難コースでも危なげない走りでタイムを重ね、クラス7位となりました。

MITSUBISHI

同じくXC-2クラスに出場していた『エクリプス クロスPHEV』(浅井 明幸 / 古川 和樹)は、クラス5位と奮闘しました。

また「RALLY HOKKAIDO」では、『デリカD:5』や『アウトランダーPHEV』等現行車だけでなく、『ランサー』や『ランサーエボリューションⅨ』、『ランサーエボリューションⅩ』、『FTO』等、多数の三菱車がラリーを盛り上げました。

圭rallyproject 竹岡 圭 選手コメント

MITSUBISHI

道がかなり荒れていましたが、コントロール性が高く、滑りやすそうなところも安定して走れました。操縦安定性がすごく良く、どんなセッティングにしても曲がりにくくなることがなく、小回りも効くので安心してドライブできます。セッティングはまだ検討の余地がありますが、私たちが今こうやってラリーに参加することで課題を解決して、今後他のユーザーの方も『トライトン』でラリーに出やすくなるといいなと思っています。沿道でも三菱自動車の旗を振っている人がたくさんいて、「やっぱりラリー会場に三菱いるといいよね」と思ってもらえたと思います。

FLEX SHOW AIKAWA Racing 川畑 真人 選手コメント

MITSUBISHI

『トライトン』は、素性の良さを感じながら走れます。足回りやブレーキ関係のセッティングが決まってくると、コーナーリング性能や低速域での立ち上がりといった部分の性能の高さが活きてくる。そして乗りやすいんですよね。コントロールしやすいので、安心して攻め込めるのが最大の武器だと思います。
同じクラスで走る他のクルマはもう少しパワフルですが、そうした差を超えて、戦って一番を取りたいという気持ちが強い。まだまだ未熟なところもありますが、ドライバーとしてもっと向上心を持って追求し続けて、クルマとの相性も良くして、 “三菱が勝った”という姿をお見せしたいと思います。

XCRスプリントカップ北海道 第4戦「RALLY HOKKAIDO」
XC-2クラス成績

1位 番場 彬 / 梅本 まどか :1時間20分44秒
2位 寺川 和紘/ 石川 美代子 :1時間21 分20秒
3位 マナ・ポーンシリチャード/ キッティサック・クリンチャン :1時間25分47秒
4位 能戸 知徳 / 田中 一弘 :1時間26分30秒
5位 浅井 明幸 / 古川 和樹 :1時間26分52秒
6位 羽根田 琴 / 星野 杏 :1時間29分05秒
7位 竹岡 圭 / 山田 政樹 :1時間29分26秒
8位 川畑 真人 / 中谷 篤 :1時間30分27秒

■1トンピックアップトラック『トライトン』
『トライトン』は、1978年に発売された『フォルテ』をルーツとする1トンピックアップトラックで、以来45年間で5世代にわたり約570万台を生産、世界約150ヵ国で販売してきた三菱自動車の世界戦略車です。現行『トライトン』は「Power for Adventure」という商品コンセプトのもとで開発を進め、内外装デザインからシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新し、2023年7月より生産工場のあるタイで販売を開始。2024年2月に日本に導入し、世界100か国へ順次投入しています。マリンスポーツやウィンタースポーツ、キャンプといったアウトドアアクティビティでの可能性を広げ、お客様の冒険心にお応えする、三菱自動車らしさを象徴するモデルのひとつです。また、2024-2025日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。



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