
©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
WRCエストニアで鮮烈なWRC初勝利を決めたオリバー・ソルベルグを支えた、コ・ドライバーのエリオット・エドモンドソン。今週のWRCフィンランドでは、1日1日の仕事に専念することが重要と語っている。
エストニアでは、トヨタGRヤリス・ラリー1での初めての参戦に挑んだソルベルグとエドモンドソン。今季のラリー1の参戦は、現時点ではワンオフのプランと見られている。直前でWRC2からラリー1でのエントリーに変更したが、それでもWRC2部門では、3ポイントのリードを残しての首位をキープして、エストニア同様に高速グラベルのフィンランドを迎える。
エドモンソンは「この2年ほどはWRC2のタイトル争いに向けて取り組んできたので、今はもうそこを見ている。WRC2のタイトル争いも決してラクではないので、完全集中しているし、タイトルを手にしたい。エストニアで勝ったことで自信は高まったが、マシンのスペックがまったく違うのでラリー2での戦いがラクになることはまったくない。引き続き、やすべき方法でラリーを戦っていかなくてはならない」と語る。
「自信を得られたことは大きい。言うまでもなく、フィンランドでは自信が大きな後ろ盾になる。でも、WRC2の戦いをみくびることはできない。ものすごくコンペティティブな選手権だし、どんなことがあろうとベストを尽くさなくてはならない」
WRC2のランキンで2番手に立っているのは、ヨアン・ロッセル。ソルベルグに28ポイント差の3番手でガス・グリーンスミスが続いているが、グリーンスミスはフィンランドではWRC2選手権にはノミネートしていない。
(Graham Lister)