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WRCアクロポリス:SS1を終えてセバスチャン・オジエとオィット・タナックが同タイム首位、勝田貴元は0.9秒差の3番手

©TOYOTA

2025年シーズンWRC第7戦アクロポリス・ラリーギリシャ(グラベル)は、6月26日(木)にオープニングのSS1が行われ、ヒョンデのオィット・タナックとトヨタのセバスチャン・オジエが1分18秒1のベストタイムをマークし、首位に並んだ。0.9秒差の3番手にはトヨタの勝田貴元がつけている。

HYUNDAI


クルーは26日木曜日午前中にラミア近郊のグラベルステージでシェイクダウンを行い、ギリシャの首都アテネへと移動。現地時間の17時45分からセレモニアルスタートを実施し、その後、市内に設定されたSS1「EKO Athens SSS(1.50km)」を走行した。

ベストタイムを刻んだのは、今シーズンも限定参戦ながらすでに3勝をマークしているオジエと、ここまで勝利のないタナック。0.9秒差の3番手タイムには勝田、1.0秒差の4番手タイムでヒョンデのアドリアン・フルモーが続いた。

幸先良くベストタイムを刻んだオジエは「シェイクダウンではダストも立ったけど、今週末の厳しいコンディションに向けては良い練習になったよ。ギリシャではいつだってそうだが、今回も厳しい暑さとラフなコンディションと対峙することになるが、僕らはしっかり準備を進めてきた」と、笑顔を見せた。

TOYOTA


0.9秒差の3番手タイムでまとめた勝田は「クルマのフィーリングは良く、問題はありません。明日から始まる本格的なグラベルステージはシェイクダウンよりもチャレンジングです。非常に厳しい週末になることを予想しています」と、慎重にコメントしている。

競技2日目はSS2〜SS7の6SS、SS走行距離は121.76km。オープニングのSS2は、日本時間6月27日の13時28分にスタートする。

M-SPORT


WRCアクロポリス SS1後暫定結果
1. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1:18.1
1. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) 1:18.1
3. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +0.9
4. A.フルモー(ヒョンデi20Nラリー1) +1.0
5. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) +1.1
6. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.5
6. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.5
8. M.セスクス(フォード・プーマ・ラリー1) +2.2
9. S.パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +3.0
10. J.マカリアン(フォード・プーマ・ラリー1) +3.2



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