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WRCポルトガル:ヒョンデのヌービル「エルフィンとカッレに勝つことが一番のターゲット」

©Hyundai Motorsport GmbH

2018年に、ヒョンデとしては初めてとなるポルトガルでの優勝をマークしているヌービルは「ラリーポルトガルは、ほかのグラベルラリーと同様に、いい走行順を得ることと天気にうまく対応することが必要。特に初日のアマランテ地方では重要だ」と語る。
「一番の試練となるのは、路面のコンディション。摩耗が激しくなることもあり、ハードにプッシュしすぎるとタイヤの減りが問題になりかねない。日曜日のステージは比較的スムーズなので、一日を通じて思い切りプッシュできる。チームとして、いいリザルトが求められるし、トヨタ勢よりも強く、エルフィンよりもたくさんポイントを獲得しなくてはならない。彼は選手権でのリードを広げていて、自分たちは思うように彼と戦うことができていない。ポルトガルでは、彼とカッレに勝つことが一番のターゲットとなる」

2019年にWRCポルトガルを制しているタナックは、グラベルラリーでのスキルを最大限に活かして、再び優勝を狙う。
「ラリーポルトガルは、いろいろな意味で大きなイベントだ。道はすごく楽しいし、ラリーの歴史や毎年あそこで味わえる雰囲気はイベント独特のものだ。ラリーでは毎回のように優勝を狙っているが、ここのところは“最強”と言えるほどのリザルトは残せていない。トップに返り咲くために真摯に取り組んでいかなくてはならない。今年はこれで5戦目だが、新しいタイヤを最大限に活かさなくては。ラリーは間違いなくハードになる。ポルトガルは一日が長く、道は2ループ目になるとコンディションがラフになるからね」

フルモーのポルトガルでの自己ベストは昨年の4位。今年はさらに上のリザルトを収め、チームの選手権争いに貢献することを目指す。
「ラリーポルトガルは大きなチャレンジ。暑さが厳しいので、タイヤのマネージメントが大変なタスクになる。フルアタックできるところもあるが、同時にタイヤに関して慎重にならなくてはいけない。その見極めをテストで行ってきた。ラリー中は慎重になるべき場所もあるが、それでも大きな差をつけることができるので、そこはスプリント勝負。前戦は、思うような結果で終えることができなかったので、チームとしてトヨタ勢の勢いを止めて、3台が揃って思い切り良いリザルトを収めなくてはならない。選手権争いでチャージをかけるためにもポディウムの上に戻りたいね。シーズンのこの先の戦いに向けても重要な一戦だ」



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