【ペター・ソルベルグのWorldRXプレビュー】英国・リッデンヒル – RALLYPLUS.NET ラリープラス

【ペター・ソルベルグのWorldRXプレビュー】英国・リッデンヒル

 

【ペター・ソルベルグのWorldRXプレビュー】英国・リッデンヒル

前回、僕たちが英国のリッデンヒルに行った時に起きたことと言えば、英国の人気自動車テレビ番組「トップギア」のジェームス・メイに地元の意地を見せられたってことかな。以来、彼のことを見かけていない。残念だよ。“キャプテン”はまったく遅くなかったんだ。

これはTV番組での話だったけど、実際、リッデンヒルで走った時はコンディションがトリッキーで、新しいマシンにも有益なデータをもたらしてくれた。ウェットになったらどんなセッティングにするべきかとかね。

昨年の英国戦は期待していたような内容ではなかったけど、今年はとてもいいムードで迎える。マシンのフィーリングは最高だよ! 去年はチームのみんなが2013年からマシンを格段にステップアップさせてくれたんだけど、今年はさらに大きなステップを果たしているんじゃないかな。もちろん、正しい方向ででだよ。マシンは何から何まで完璧だ。ハンドリング、方向転換、パワー配分、ブレーキ、バンプの処理、全て思う通りにできる。今、僕は最高にいいドライビングをしているという感触が得られるんだ。

先週のベルギーではセミファイナルの後、僕のところに数人がやってきて、ジャンプスタートをしたからファイナルには進出できないと思っていたと言った。僕は、いつも言っていることを彼らにも言ったんだ。「不可能なんてない!」まさにその通りだった。ドライビングは、かなり特別なことかもしれない。一つ一つのコーナー、ギアチェンジ、どれもすごく集中していたし、全てが完璧だった。

ここまで3戦でポディウム3回、2つの選手権でリードに立ち、レース一勝。シーズンの滑り出しとして悪くはないって言うのが正解だね。ベルギーでも、選手権首位を維持して終えることができた。ドライバーズ選手権だけでなく、チームズタイトルでもね。

もちろん、出るレースにはみんな勝ちたい。でもシーズンの今の段階から、僕たちは選手権争いのことも頭に入れている。昨年のリッデンヒルではファイナルで勝ち損ねた。デビルス・エルボウ ー悪魔の肘ー でハードにプッシュし過ぎたからだ。今回は少し違うアプローチで攻めて、少し早めにあのコーナーを出ようと思う。本当かって? うーん、どうかな。ヒートのバトルで戦っている時に何をするかを正確に当てるのは難しい。ライバルよりも先にアペックスを取ろうと思っているんだからね。

でも、英国に来るのはいつでもいいものだ。僕の好きな英国の新聞、モータースポーツ・ニュースが支援するイベントに出られるっていうのもいい。

この国、特にウェールズでの参戦には、素晴らしい思い出がたくさんある。4回勝ったラリーGB、そして2003年に初めての世界タイトル獲得を決めた場所だ。世界ラリークロスの舞台、リッデンヒルを知り尽くす一人が、僕がチームズタイトル選手権でタッグを組む英国人のライアム・ドーランだ。今季は滑り出しで苦戦しているけど、この週末、間違いなく注目の一人だよ。

リッデンヒル・レースサーキット(英国・ケント)
距離: 1170m
最大コース幅: 15m
最小コース幅: 10m
ターマック: 60%
ダート 40%



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