©Toyota Gazoo Racing WRT
トヨタのWRC活動を率いるチーム代表のヤリ‐マティ・ラトバラによれば、チームは来年のWRCもラインナップの変更は行わない見込みだ。これは、エルフィン・エバンスと勝田貴元がステアリングを握り続け、WRC8冠のセバスチャン・オジエは引き続きシェア参戦を続けるであろうことを意味する。また、カッレ・ロバンペラは2024年、フィンランドの兵役義務を果たすためにWRC3冠を目指すことはないのではという周辺の憶測を払拭することにもなる。
「同じラインナップで続ければ、チャンスは大きい」とラトバラ。
「ヒョンデには（オィット）タナックが戻ってくるのだから、あのチームはより強くなる。戦いは激しくなるので、同じラインナップで挑むのがいいと思う。ドライバーたちはチームや、自分たちのマシンのことをよく分かっている。ヒョンデとオィット・タナックがタイトルを狙ってくることは明らかなので、自分たちもそのための準備をしなくてはならない」
トヨタは2024年のドライバーズラインナップについてはこれまで正式に言及していないが、11月16日〜19日に開催されるWRC最終戦ラリージャパンの後に発表が行われると見られている。
（Graham Lister）
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