WRCセントラルヨーロピアン:シェイクダウンはヒョンデのヌービルがトップ、勝田貴元は3.4秒差の7番手につける – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCセントラルヨーロピアン:シェイクダウンはヒョンデのヌービルがトップ、勝田貴元は3.4秒差の7番手につける

©HYUNDAI

2023年シーズンWRC第12戦セントラルヨーロピアンは、10月25日(水)にシェイクダウンが行われ、ヒョンデのティエリー・ヌービルがトップタイムとなる1分57秒5をマーク。1.4秒差の2番手タイムにトヨタのカッレ・ロバンペラ。1.5秒差の3番手タイムにMスポーツ・フォードのオィット・タナックが入った。

第4戦クロアチアラリー以来となるターマックイベント、セントラル・ヨーロピアンラリーは、WRC史上初の3カ国にステージがまたがるイベントとして行われる。拠点となるドイツに加え、チェコ、オーストリアにもステージを設定。シュコダの母国でもあるチェコは、悲願のWRC初開催を実現した。

26日木曜日の午後からチェコでのステージが予定されていることから、シェイクダウンは1日前倒しされた25日水曜日の午後4時01分(日本時間23時01分)に実施。パッサウのサービスから北に25kmほど走った「Tittling(3.62km)」のターマックステージでベストタイムを刻んだのは、サルディニア以来のシーズン2勝目を狙うヌービル。2番手にロバンペラ、3番手にタナックと各チームのエース格が続いた。

2.2秒差の4番手タイムは、チームメイトのロバンペラとドライバーズ選手権を争うエルフィン・エバンス、2.8秒差の5番手にヒョンデのエサペッカ・ラッピ。以下、3.1秒差の6番手にセバスチャン・オジエ、3.4秒差の7番手に勝田と、トヨタのふたりが入った。

ラリーは26日木曜日の午後1時に(日本時間午後8時)に、チェコの首都プラハでセレモニアルスタートを行い、競馬場のチュケーレ・アリーナを舞台とするSS1「Velka Chuchle(2.55 km)」を走行。その日はドイツへと戻り、日没後に8.92kmのSS2「Klatovy(8.92km)」を走行する。

WRCセントラルヨーロピアン シェイクダウン暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 1/3 1:57.5
2. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1/3 1:58.9
3. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 2/3 1:59.0
4. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1/3 1:59.7
5. E.ラッピ(ヒョンデi20Nラリー1) 1/4 2:00.3
6. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1/3 2:00.6
7. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1/3 2:00.9
8. T.スニネン(ヒョンデi20Nラリー1) 2/4 2:01.6
9. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 2/3 2:02.2
10. G.ミュンステール(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) 3/4 2:03.3
※各ドライバー名の後ろの数字は【ベストタイムをマークしたセッション/走行回数】



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