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WRC第11戦ラリーチリ（グラベル）で、トヨタはセバスチャン・オジエ／バンサン・ランデが優勝、エルフィン・エバンス／スコット・マーティンが2位に入り、2戦連続で1‐2フィニッシュを果たした。オジエはドライバーズ選手権では首位に浮上、トヨタとしてはこれが通算103勝目となり、マニュファクチャラー最多勝利記録を更新した。また、サミ・パヤリ／マルコ・サルミネン、カッレ・ロバンペラ／ヨンネ・ハルットゥネン、勝田貴元／アーロン・ジョンストンも5位、6位、7位でフィニッシュした。
この結果を受け、TOYOTA GAZOO Racing WRTの豊田章男会長がコメントを寄せた。
（以下、コメント全文）
セブ、ヴァンサン、ラリーチリでの優勝おめでとう！セブが今シーズン4度目の勝利で、エルフィンとカッレを一気に抜いてポイントリーダーになりました。
“ラリーファン”モリゾウとしてはトップドライバー達が拮抗する戦いをしてくれていて、本当に楽しいシーズンです。
一方、“チーム会長”豊田章男としては、シーズン終盤を迎えて、願っていることは、ひとつだけ。
残り3戦、とにかくドライバー達に気持ちよく走ってもらいたい…ただそれだけです。
チームのみんなは、そのために、ドライバー達が最高に楽しめるクルマを丁寧に準備してあげてください。よろしく頼みます。
そしてドライバー、コドライバーのみんなは残り３つのラリーを思いっきり楽しん走り切ってください。みんなの走りを楽しみにしてます！
TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team会長
豊田章男
