ペター・ソルベルグが9月に故コリン・マクレーのメモリアルイベントに参加 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ペター・ソルベルグが9月に故コリン・マクレーのメモリアルイベントに参加

©Petter Solberg media office

2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグが、9月20日に英国ノックヒル・レースサーキットで、マクレー・ラリーチャレンジに参加することを発表した。このイベントで、遺族とともに故コリン・マクレーを偲ぶ。

コリン・マクレーは、30年前に英国人として初めてWRCタイトルを獲得。1999年にフォードのチームメイトだったソルベルグは、マクレーが2007年にヘリコプターの事故で逝去するまで、親友として付き合いを続けていた。

「コリンは、親友としていつまでも思い出に残る人なんだ」とソルベルグ。
「自分がキャリアを始める時に、本当にお世話になった。若手としてチームに加入すると、トップドライバーを少し恐れてしまうものだけど、コリンは違った。テストでは隣に乗せてくれて、質問にはすべて答えてくれたんだ。自分もたくさん質問したね!」

「同じ時代に世界選手権を戦っていた日々は、本当に特別だったしたくさんのストーリーがある。自分が結婚した日の晩、彼と自分、トミ・マキネンが最後までバーに残っていたとかね。コリンは、驚くほど激しい競争心を持つドライバーだったが、同時に親切で気前がよく、優しい家族思いの素晴らしい人だった。家族のみなさんと一緒にスコットランドで過ごせるのは、自分にとっても特別なこと。1995年にコリンとデレック(リンガー、コ・ドライバー)が成し遂げたことを祝うのは、素晴らしいことだよ。 彼らがRACラリーであの驚異的な走りで優勝したのは、まさに彼らの能力を象徴するものだった。あの年は、決して忘れられない」

ソルベルグは翌日の21日はウェールズに向かい、WRCタイトルを獲得した時のコ・ドライバーで長年の友人あるフィル・ミルズとともに、ペンブレイ・サーキットでウェールズ・モータースポーツ&スーパーカーフェスティバルに参加し、2005年のラリーGBでのアクシデントで逝去したマイケル・パークを偲ぶ。

Petter Solberg media office

『ビーフ』の愛称で知られたパークについてソルベルグは「ビーフを思い出すと、自然に笑顔が浮かんでしまう。ヘルメットを被った瞬間に、最高のプロフェッショナルになるけど、ステージの間や、ラリーを離れると、本当にいい仲間。いつも面白い話をしてくれたよ」と振り返る。
「フィルと僕、ビーフとマルッコ(マルティン)は、スバルでチームメイトだった。チームの中では若手だったけど、いつも一緒に作業をして、とてもいい関係だった。サウスウェールズに行くのは久しぶりだけど、ファンのみんなやビーフと縁のある友だちと会えるのはうれしいね。英国だけでなく、ラリー界全体の人気者だった。間違いなく、エモーショナルな週末になるね」



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