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WRCエストニア:初日のSS1を終え、ヒョンデのティエリー・ヌービルがトップ、勝田貴元は1.4秒差の6番手

©HYUNDAI

2025年シーズンWRC第7戦ラリーエストニア(グラベル)は、7月17日(木)にSS1が行われ、ヒョンデのティエリー・ヌービルが首位に立った。0.5秒差の2番手にトヨタのエルフィン・エバンス、0.6秒差の3番手にヒョンデのオィット・タナックがつける。

TOYOTA


20日の午前中に行われたシェイクダウンに続き、タルトゥの市街地でセレモニアルスタートを実施。20時05分からオープニングのスーパーSS1がスタートした。SS1「VISIT ESTONIA Tartu vald 1」は、エストニア国立博物館の敷地内に設置されたサービスパークに隣接。走行距離は2年前の3.35kmから、今回1.76kmに短縮されている。

ベストタイムを刻んだのは、今シーズンここまで勝利のないヌービル。エバンスに0.5秒、タナックに0.6秒、ロバンペラに1.0秒差をつけて幸先よく首位に立った。
「明日からがラリーの本番だからね。僕らの目標はクルマの中で楽しむことと、そして速く走ることだ。最終的に表彰台を狙っているが、エストニアでの経験はそんなに多くないし、ミスをしないように注意して走るよ」と、慎重にコメントした。

TOYOTA


5番手にWRC2のロベルト・ビルベスを挟んで、1.4秒差の6番手に勝田貴元が続く。勝田は「明日からは、まずはどんな状況になるのか様子をみていきます。2日目はビッグチャレンジになりますし、しっかり準備して、今晩はよく眠ります(笑)」と、笑顔を見せた。

競技2日目はSS2〜SS8の7SS、SS走行距離は120.64km。オープニングのSS2は、日本時間7月18日の15時16分にスタートする。

M-SPORT


WRCエストニア SS1後暫定結果
1. T.ヌービル(ヒョンデi20Nラリー1) 1:42.9
2. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +0.5
3. O.タナック(ヒョンデi20Nラリー1) +0.6
4. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.0
5. R.ビルベス(シュコダ・ファビアRSラリー2) +1.2
6. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.4
7. O.ソルベルグ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1.8
8. G.リンナマエ(トヨタGRヤリス・ラリー2) +2.1
9. T.カウピネン(トヨタGRヤリス・ラリー2) +2.1
10. S.パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +2.5
11. 山本雄紀(トヨタGRヤリス・ラリー2) +2.7
12. A.フルモー(ヒョンデi20Nラリー1) +2.7



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