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フォーラムエイト・ラリージャパン2025の実行委員会は7月17日、東京で開催概要を発表した。2025年はWRC第13戦として11月6日〜8日、愛知県豊田市を拠点に開催する。
ラリーは6日木曜日に鞍ケ池公園SDでシェイクダウンを行う。この日は、名鉄豊田市駅前一帯でオープニングセレモニーを実施するほか、シェイクダウンのコースをSS1として走行する。名鉄豊田市駅前一帯では昨年まで、開幕前の水曜日にキックオフイベントが行われていた。
7日金曜日は、稲武設楽、新城、伊勢神の3本を、順番を変えて2ループする6SS。伊勢神は、昨年とは逆方向の走行での設定を予定している。8日土曜日は豊田市小原地区の新ステージ、小原、恵那、笠置山を2回ループした後、豊田市の市街地を走行する新ステージ、豊田市SSSで締めくくる7SSという構成。最終日の9日日曜日は、額田、三河湖、岡崎中央総合公園を舞台とする岡崎SSSの3本を、順番を変えて2ループする6SS。三河湖がパワーステージに指定され、SS合計は20となる。豊田スタジアムでセレモニアルフィニッシュを行う。
豊田スタジアムは、スーパーSSはなくなったもののサービスパークなどが設置され、引き続きラリーの拠点として活用される。ラリーを体験しながら学ぶ体験型コンテンツ「ラリー大学」、「PS物産展」、キッチンカー企画「SOUL FOOD JAM」などのコンテンツも充実させるとしている。
概要発表会には、ラリージャパン2025実行委員会から太田稔彦会長、小坂喬峰副会長、ゲストとしてラリードライバーの新井敏弘、コ・ドライバーの梅本まどか、声優の三木眞一郎が出席。太田会長は「将来を見つめたラリー文化:ラリーの楽しさをもっと提供する。
競技の魅力:音や熱、匂いなどの体験価値を提供する。
地域の魅力:街の盛り上がりや地域との調整から生まれる一体感を感じていただく。
観戦者の参加感:競技を見るだけでなく、サービスパークでの応援や沿道での応援など楽しさを体感していただく。
以上、3つのコンセプトでラリージャパンを現地で観戦いただき、これまで以上にラリーに関わる楽しさを体験していただきたいと思っており、ラリー文化の醸成を高めてまいります」と今年の開催に向けてのテーマを説明している。
観戦チケットは7月17日から先行発売を開始。一般先着販売は8月23日(土)から開始される。シェイクダウンと、同じコースを使用するSS1の観戦をセットにした「鞍ケ池公園シェイクダウン&SSS 観戦券」が登場するほか、11月8日の豊田市SSSの観戦券には同日の豊田スタジアムサービスパーク入場券も付帯。また、豊田スタジアムサービスパークは割安になる4日間セット入場券も設定する。最終日の11月9日(日)の豊田スタジアムサービスパークは、早朝サービスの観覧を可能(6:30~8:00予定)とするほか、先着1万名で親子を無料招待する企画も行う。
山間ステージと岡崎SSSの「パーク&ライド」および「マイカー乗入」の観戦券は、同乗者増による割引率をアップ。11月9日(日)の岡崎SSSは先着1000名の子ども無料招待企画を実施する。
販売はチケットぴあ
WEB :https://w.pia.jp/t/wrc-rj2025/
店頭 :セブン-イレブン(8月23日(土)~一般発売以降の取り扱い)