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今週開催されるWRC第8戦ラリーエストニア(グラベル)に、Mスポーツ・フォードは3台のフォード・プーマ・ラリー1をエントリー。グレゴワール・ミュンステール、ジョッシュ・マカリアン、マルティンス・セスクスがドライバーを務める。
2023年のWRCエストニアではジュニアWRC優勝を飾っているミュンステール。このイベントの参戦は、今回が3回目となる。
「ラリーエストニアは、その雰囲気や運営からシーズンのベストのラリーのひとつ。たくさんの情熱的なファンの前で、あの道を走れるのは大きな喜びだよ。
自分としてもいい思い出のあるイベント。ステージは信じられないほど速くて、少しフィンランドのようでもあるけど、それほどコンパクトではない。今年のイベントに挑むのがとても楽しみだよ」と語っている。
マカリアンのWRCエストニア経験は過去1回のみだが、今季はグラベルで好走を披露しており、今回も活躍が期待される。
「ラリーエストニアは、高速の道や大ジャンプでのペースや決意が試されるところで、躊躇する余裕はないんだ。このような道を走れるのは最高の気分だし、プーマ・ラリー1にステップアップした時から楽しみにしていたイベントのひとつ。1kmごとに成長できるチャンスがあるので、プッシュや学びを続けて、自分たちの力量を示したい」
「今年はラリーエストニアが母国イベントのような気分。母国からのファンがたくさん集まってくれるのを楽しみにしている」と語るのは隣国ラトビア出身のセスクス。WRCエストニアは地元イベントのようなものとも言え、母国から多くのファンが集まることが予想される。プーマ・ラリー1には、ラトビアの国色をデザインした新しいカラーリングが施される。
「もちろん、ラリー自体も、高速グラベルステージを走るのも楽しみにしている。マシンにいいフィーリングが感じられれば、最高の週末にできると思うよ!」