WRCエストニア:ジュニアWRCはミュンステールが優勝、WRC3はコルホネンがタイトル王手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCエストニア:ジュニアWRCはミュンステールが優勝、WRC3はコルホネンがタイトル王手

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WRCエストニア(グラベル)、シーズン4戦目を迎えたジュニアWRCは、グレゴワール・ミュンステールが優勝を飾り、タイトル決戦は次の最終戦へ持ち越された。

今季はWRC2に主軸を置いているミュンステールは、エストニアでは経験を積むためにフォード・フィエスタ・ラリー3のワンメイクで争われるジュニアWRCに挑戦。超高速グラベルのステージでローラン・ペリエと激戦を展開し、8.1秒という僅差で勝利を手にした。パラグアイの若手、ディエゴ・ドミニゲスが、ペリエに3分近くの遅れとなったもののトップ3フィニッシュを果たした。

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このエストニアでは、選手権リーダーのウィリアム・クレイトンがタイトル確定のチャンスを握っていたが、金曜日にステアリングアームのトラブルに見舞われデイリタイア。クレイトンは再スタートして、11SSでステージ勝利ポイントを獲得したが部門リザルトでは7位でのフィニッシュに留まった。この結果、タイトル決定は、ダブルポイントが与えられる次の最終戦、アクロポリス・ラリーギリシャに持ち越された。

ラリー3マシン対象で、エントリー全車がフォード・フィエスタ・ラリー3となったWRC3では、フィンランド出身の24歳、ルーペ・コルホネンが隙のないパフォーマンスで優勝。今季参戦した4戦すべてを勝利で並べた。今季のWRC3は、参戦5戦中、ベスト4戦のポイントがカウントされるため、このほかのドライバーが残るラウンドでコルホネンと同等のリザルトを収めない限り、コルホネンのタイトルが決まることになる。

Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

WRCエストニア ジュニアWRC最終結果
1 G.ミュンステール(ルクセンブルグ) 2:57:42.6
2 L.ペリエ(フランス) +8.1
3 D.ドミニゲス(パラグアイ) +3:01.0
4 R.ブラハ(スペイン) +13:13.9
5 H.アンワール(ケニア) +15:04.4
6 T.レソネ(ベルギー) +17:17.9
7 W.クレイトン(アイルランド) +38:50.3

WRCエストニア WRC3最終結果
1 R.コルホネン(フォード・フィエスタ・ラリー3) 2:57:16.2
2 L.ペリエ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +34.5
3 T.ハラネン(フォード・フィエスタ・ラリー3) +2:42.8
4 A.タルッカン(フォード・フィエスタ・ラリー3) +4:35.4
5 R.ブラハ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +13:40.3
6 H.アンワール(フォード・フィエスタ・ラリー3) +15:30.8
7 B.クミスキー(フォード・フィエスタ・ラリー3) +17:26.6
8 T.レソネ(フォード・フィエスタ・ラリー3) +17:44.3



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