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WRCアクロポリス:ジュニアWRCはウィリアム・クレイトンがタイトル確定、アイルランド人王者はクレイグ・ブリーン以来

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool

WRC第10戦アクロポリス・ラリーギリシャ(グラベル)、今大会が今季最終戦となったジュニアWRCでは、このイベントを5位でフィニッシュしたウィリアム・クレイトンがタイトル獲得を決めた。25歳のクレイトンはアイルランド出身。同国からのジュニアWRC王者誕生は、4月に急逝したクレイグ・ブリーン(2011年にタイトル獲得)以来となった。

Mスポーツ・フォード・ポーランドが製作するフォード・フィエスタ・ラリー3のワンメイクによるジュニアWRC。クレイトンは金曜日にラジエタートラブルにより、デイリタイアを喫していたが、タイトルチャンスに望みをつなぐために土曜日に再スタート。この日は、タイトルを争うローラン・ペリエが、この日最終から2本目のステージでギヤボックストラブルに見舞われて後退したことで、クレイトンのミッション達成はやや見通しが明るくなってきた。

クレイトンは最終的に、このラリーを制したディエゴ・ドミニゲスに8ポイント差をつけて、選手権首位でシーズンを終了。ペリエは選手権3位と悔いの残る結果となった。

今季のクレイトンは、シーズンを通して34本でステージウインを獲得。ジュニアWRCでは、ステージのベストタイムに対してもポイントが与えられるため、この加算がタイトルに寄与することが証明された。ドミニゲスのステージ勝利数は8本だった。

「正直、信じられないよ」と喜びを表すクレイトン。
「金曜日にトラブルが起きたけど、いわゆる“ネバーギブアップ”だね。自分たちはあきらめなかったけど、もちろん、可能性は薄くタイトル獲りが厳しくなることも分かっていた」

「必死で追い上げて自分たちに流れはきたけど、いいペースを出してステージウインも獲れた。今年一年のステージを全部制するなんて無茶だけど、スウェーデンでの激戦を制し、シーズンを通じてタイトな戦いだった。ようやく決着がついた。とにかく信じられないよ」

@World / Red Bull Content Pool

「クレイグが果たした功績を自分が再現したことで、彼がどれだけうれしかったか、実感することができる。僕らはみんな、楽しむためにラリーをしているので、彼のことは本当に悲しい。彼のことはいつまでも忘れないよ」

クレイトンはタイトル獲得の特典として、2024年にMスポーツ・フォードからフォード・フィエスタ・ラリー2でWRC2の4戦に参戦するパッケージが与えられる。この特典には、プレイベントテストに加え、毎戦200本のピレリタイヤが含まれる。

一方、ディエゴ・ドミニゲスは、WRC3でもトップフィニッシュを飾った。

WRC PROMOTER

WRCアクロポリス JWRC最終結果
1.D.ドミニゲス(パラグアイ) 3:24:38.9
2.E.ケリー(アイルランド) +6:52.6
3.T.レソネ(ベルギー) +7:58.7
4.R.ブラハ(スペイン) +13:54.5
5.W.クレイトン(アイルランド) +19:06.5
6.L.ペリエ(フランス) +48:24.1



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