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WRCチリ:Mスポーツ・フォードは4台をエントリー、オィット・タナックはイベント連覇を目指す

©M-SPORT

今週開催されるWRCラリーチリ(グラベル)に、Mスポーツ・フォードからは、レギュラードライバーのオィット・タナック、ピエール-ルイ・ルーベに加え、グレゴワール・ミュンステール、地元チリのアルベルト・ヘラーがエントリー。チームは、ヨーロッパ外の遠征イベントで、4台のフォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1を走らせる。マニュファクチャラーズ選手権のポイント対象ノミネートは、タナックとルーベのふたり。

チリで初めてWRCが開催された2019年に23.1秒差をつけて勝利を飾っているタナックは、今回もこのチリで上位リザルトを狙う。

「2回目の開催だが今回もほとんど新しいラリーのようなものだ。天候の影響も大きくなると思うが、そのすべてをまとめればステージはニュージーランドやウェールズに非常に似ていると思う」とタナック。
「コンディションがどうであろうと、全力で挑むのがラリー。どのようなステージなのか分からないが、基本的にリズムで言えば、チリのステージはツイスティで速度域が幅広くスムーズだった。新しいステージが加わることはいつでも試練になるし、完璧なノートを作る努力も増える。ヨーロッパ外イベントでかなり独特なのでセッティングもある程度は予想で合わせていくしかない。最初のステージのスタートに着いた時点ですべての選択が正しいことを祈るよ!」

一方、ルーベがチリに参戦するのは今回が初めて。今季最後のグラベル戦で、好パフォーマンスを披露することを目指す。
「初めてチリに行くのは、信じられないような経験になるだろうね!」とルーベ。
「南米でラリーに参戦するのは初めてなので、うれしいよ。とてもいいイベントのようで、かなりスリッパリーな場所があるとも聞いている。クレバーに、ミスを避けてラインに留まることが重要になるということ。ミスが許される余地はあまりない。興味深いラリーになると思うよ」

ヘラーがMスポーツ・フォードから参戦するのは、2020年にフィエスタ・ラリー2で参戦して以来。地元チリ出身の若手にとって、母国で初めてのラリー1参戦を迎える夢のような機会を得た。今回はラリー拠点となるコンセプシオン周辺のステージでの経験を最大限に活かす。
「母国のラリーでドライブする機会を得てうれしいし、本当にワクワクしている」とヘラーはラリーが待ち切れない様子だ。
「今回は、マシンを道の真ん中に留めてステージを走り切り、コーナーごとにスピードを上げることに努める。でも、何よりもラリーをフィニッシュすること自体がチャレンジなので、仲間と一緒に楽しみ、思い出に残る素晴らしい経験を積みたいね!」

ミュンステールも今回が初めてのラリー1参戦。昨年は、初開催のラリージャパンでWRC2部門優勝を飾るなど活躍を見せた。先週は、南米での初めてのWRCに向けて英国でテストを1日行った。
「ラリーチリで試練となるのは、もちろんトップカテゴリーのマシンをドライブするということ。マシンもチームもすべてが新しいし、メカニックやエンジニアもいつもと違う」とミュンステール。
「楽しいチャレンジが待っている。自分はチリに行ったことがなく、ステージのほとんどが新しいので前回のオンボード動画もあまりベースには使えない。でも楽しみにしているよ。とにかく最大限の走りをしながら、ラリーを楽しみたい。週末を通してペースを上げられたらいいなと思うし、ラリー1マシンをドライブする経験を存分に積みたい」



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