©TOYOTA
トヨタは、6月27日発行のプレスリリースにおいて、WRCで活躍する日本人若手ドライバーの発掘や育成を目的に「TGR WRCチャレンジプログラム」の育成ドライバーの3期生として新たに募集することを発表した。
TGR WRCチャレンジプログラムは2015年に開始されたプログラムで、現在WRCのTOYOTA GAZOO Racing WRTで活躍中の勝田貴元が第1期生として活躍している。2022年には第2期生として大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名が選出され、現在フィンランドを中心に欧州のラリーに参戦し研鑽を積んでいる。
<申し込み方法はオンラインにて受付>
1次選考・2次選考
ドライビングテストで基本的なドライビングスキルと能力を計測
2次選考にて、フィンランドでの最終選考に参加する5名程度を選考
最終選考（トレーニングキャンプ）
ドライビング、フィジカル、メンタルテストを実施
ドライビングスキルだけでなく、学ぶ力や適性も審査対象
2023 WRCチャレンジプログラム 選考概要・申込方法（公式ウェブサイト）
https://tgr-wrt.com/index.php/ja/wrc-rally-challenge-program/
（以下チームリリース）
WRC育成ドライバー3期生の募集を開始
TOYOTA GAZOO Racing（以下、TGR）は、FIA世界ラリー選手権（WRC）で活躍できる日本人若手ドライバーの発掘・育成を目的に、TGR WRCチャレンジプログラムの育成ドライバーを新たに募集します。
TGRは、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりとサステナブルなモータースポーツ業界の実現を目指して活動を続けています。この取り組みの発展、また世界の舞台における日本人ドライバーの地位を確立するため、次世代の日本人ラリードライバーの発掘をすべく、その候補者を募集します。
2015年にプログラムが開始して以来、若手日本人ドライバーがラリーのトップレベルを目指して挑戦を続けてきました。2015年からプログラムに参加した勝田貴元は、2021年のWRC第6戦、サファリ・ラリー・ケニアで自身初のWRC表彰台を達成すると、2022年も第6戦ケニアと第13戦の日本で2度表彰台に上り、2023年はTGR World Rally Team（TGR-WRT）のワークスドライバーにステップアップしました。
2022年には大竹直生、小暮ひかる、山本雄紀の3名の新しいドライバーが選出され、現在Rally4車両で欧州のラリーに参戦し、トレーニングを行っています。
3回目となるドライバーセレクションは、本日6月27日より募集を開始し、9月に富士スピードウェイにて第1次および第2次審査を行います。最大150名の候補者を受け付け、2次選考を通過したドライバーには12月のフィンランドでの最終選考に進んでいただきます。
2024年1月よりプログラムが始動し、最終選考で選ばれたドライバーには、世界でのラリー経験が豊富なTGR-WRTの講師陣が指導にあたります。1年目のプログラムは、ドライビング技術の向上やペースノートの作り方だけでなく、フィジカル面、メンタル面におけるトレーニングも集中的に行い、Rally4車両でラリーへの参戦を予定しています。春頃にはTGR-WRTのあるフィンランド・ユバスキュラに拠点を移していただき、本格的なトレーニングを開始します。プログラムではヨーロッパでの生活に必要な金銭面のサポートも実施します。
育成のゴールは、参加ドライバーがアスリートとして総合的に成長し、最終的に世界レベルのドライバーとしてWRCで活躍することですが、同時に、若手ドライバーの個人としての成長や世界で戦い抜くためのマインドセットの形成もサポートします。自分自身の可能性を信じ、新たなチャレンジに熱意をもって挑むドライバーの皆様からのご応募をお待ちしています。
■講師コメント
ミッコ・ヒルボネン（チーフインストラクター）：プログラム参加者をまた募集することができて嬉しく思っています。このセレクションは、ラリーの世界で自分のスキルを試したいと思っている若者にとって素晴らしいチャンスです。2015年以来、このプログラムはドライバーと共に成長を続けてきました。1期生の勝田貴元は、多大なハードワークと献身の結果、ラリーのトップレベルで戦うようになり、それが可能だということを証明してくれています。2022年に加入した2期生の3選手もよい成長を続けています。プログラムでは、走行、ペースノート、フィットネス、メンタルトレーニングなど、ラリーに必要な全ての要素をカバーする素晴らしいプログラムを準備しています。本気でラリーに挑戦してみたい方のご応募をお待ちしています。
■選考方法
オンライン申し込み
1次選考参加は150名まで（先着順）
1次選考～2次選考
ドライビングテストで基本的なドライビングスキルと能力を計測
2次選考にて、フィンランドでの最終選考に参加する5名程度を選考
最終選考（トレーニングキャンプ）
ドライビング、フィジカル、メンタルテストを実施
ドライビングスキルだけでなく、学ぶ力や適性も審査対象
■2023 TGR WRCチャレンジプログラム 選考概要・申込方法
(1) 全体スケジュール
1次選考：9月18日（月）～ 20日（水）のいずれか1日
（日程はお申込み後に個別にご連絡します）
2次選考：9月21日(木)
最終選考：12月に10日程度を予定（詳細は該当者に後日ご連絡）
(2) 場所
1次および2次選考：富士スピードウェイ
最終選考：フィンランド
(3) 使用車両
後日決定
(4) 講師
ミッコ・ヒルボネン（チーフ講師）
ヨウニ・アンプヤ
ユホ・ハンニネン
(5) 対象者
2024年3月に中学校を卒業予定の方～1999年生まれの方
※運転免許のない応募者についてはモータースポーツ経験者に限ります
※未成年の方は、本テスト参加にあたり親権者の承諾が必要です
(6) 募集人数
先着150名まで
(7) 参加費用
10,000円
※富士スピードウェイへの交通費・宿泊費は別途自己負担いただきます
ただし、2次に進まれる方の前泊分のホテルは提供します
※最終選考：すべて運営側で負担します
(8) 選考方法
1次選考：ドライビングテスト
2次選考：ドライビングテスト
最終選考：ドライビングテスト、体力テスト、メンタルテスト
(9) 応募方法
下記リンクより情報をご記入の上、提出ください
https://tgr-wrt.com/index.php/application//
(10) 応募期間
6月27日（火）17時～8月27日（日）12時 (日本時間)
（ただし、募集人数が150名に達した場合はその時点で締め切ります）
(11) プログラムに関する問合せ先
TGR-WRT
wrc.challenge.program@tgr-wrt.com（日本語可）
