WRCサファリ:オジエがロバンペラを従えてトップを快走、トラブル頻発も勝田は5番手 – RALLYPLUS.NET ラリープラス

WRCサファリ:オジエがロバンペラを従えてトップを快走、トラブル頻発も勝田は5番手

©Toyota Gazoo Racing WRT

2023年シーズンWRC第7戦サファリ・ラリーケニア(グラベル)は、6月23日(金)に2日目の6SSを走行し、トヨタのセバスチャン・オジエが総合首位に立った。22.8秒差の2番手にカッレ・ロバンペラ、43.5秒差の3番手にエルフィン・エバンスが入り、上位3台をトヨタが独占した。4台目のトヨタGRヤリス・ラリー1をドライブする勝田貴元は、パンクやトラブルに見舞われながらも総合5番手につけている。

木曜日にケニアの首都ナイロビ郊外で行われたスーパーSSに続き、金曜日からはナイロビの北部100kmに位置するナイバシャ周辺のラフグラベルを走行する。この日はナイバシャ湖の北岸と南岸の3SSをサービスを挟んでループする6SS、125.82km。SS2/SS5「Loldia(19.17km)」は、水曜日に行われたシェイクダウンでルートの一部を使用している。

この日のオープニングとなるSS2、オジエが先頭スタートのロバンペラに7.5秒差のベストタイム。8.4秒差の3番手タイムでエバンスが続いた。初日トップにつけたMスポーツ・フォードのオィット・タナックはシマウマの群れに遭遇し、ストップを余儀なくされ、ベストから15.2秒差の7番手タイムと出遅れている。

この結果、オジエが前日の2番手から首位に浮上。9.8秒差の2番手にロバンペラ、このステージを4番手タイムでまとめたヒョンデのティエリー・ヌービルが、11.3秒差の3番手へと順位を上げた。11.6秒差の総合4番手にエバンス、シェイクダウンでマシンに大ダメージを負った勝田貴元は14.6秒差の総合5番手。タナックは総合6番手までポジションを下げている。

SS3は初サファリに挑むヒョンデのエサペッカ・ラッピが、オジエに1.2秒差のベスト。2.3秒差の3番手タイムで勝田が続いた。3番手につけていたヌービルは右フロントタイヤをパンク、12.5秒差の9番手タイムに沈み、6番手に順位を下げている。この結果、首位にオジエ、11.9秒差でロバンペラ、14.8秒差でエバンス、15.7秒差で勝田と、トヨタの4台が上位を独占することになった。ヒョンデ最上位となる5番手には、ラッピが浮上した。

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午前中の最後を締めくくるSS4は、この日最長の30.62kmを走行する。ロバンペラがヌービルに8.0秒差をつけて、今回初のベストタイムをマーク。ステージを通してハイブリッドを使えなかったオジエは9.4秒差の3番手タイムに沈む。これで首位のオジエとロバンペラの差は一気に2.5秒にまで縮まった。

前のステージでトヨタGRヤリス・ラリー1のフロントにダメージを負いステアリングアームが壊れてしまった勝田は、リエゾンで交換。マシンの調子は万全ではなく22.8秒差の6番手タイムで、ヌービルに抜かれて5番手に順位を下げた。総合5番手につけていたラッピは右リヤタイヤがバーストした状態で走り切り、こちらも6番手にドロップ。総合7番手のタナックはスタートから9.6km地点でパンクを喫し、ステージ中にタイヤを交換。2分をロスした上にエンジントラブルも抱えており、ヒョンデのダニ・ソルド、Mスポーツ・フォードのピエール-ルイ・ルーベに抜かれてしまった。

ナイバシャでのサービスを挟んだ午後のセクション、SS5はオジエがラッピに8.4秒差のベスト。セットアップの変更が裏目に出たロバンペラは15.3秒差の7番手と大きく遅れ、首位オジエとの差は17.8秒差に広がってしまった。総合5番手の勝田はシマウマと接触し、好調なペースを続けるラッピが1.6秒差に迫ってきた。後方では総合8番手を走行していたルーベが、ホイールにダメージ負ってステージ中にタイヤを交換。これで3分以上をロスし、総合10番手まで順位を落としている。

一方、オジエはSS6も連続ベスト。4番手を走行していたヌービルは、スタートから7.9km地点で左フロントサスペンションを壊してストップ。1.2秒差のセカンドベストで走行したラッピが、勝田をかわして総合4番手にポジションを上げた。

この日の最後を締めくくるSS7でもオジエが一番時計を刻み、午後のセクションは3連続ベスト。総合2番手のロバンペラに対するアドバンテージを22.8秒差に広げて、ラリー2日目を終えている。「午前中に途中ハイブリッドが使えなくなった以外は、パーフェクトな1日だったね」と、オジエは笑顔で振り返った。

43.5秒差の総合3番手にエバンスが入り、トヨタがトップ3を独占。ヒョンデ勢最上位は、54.0秒差の4番手で走り切ったラッピ。SS7の残り10km地点でパンクに見舞われた勝田は1分19秒4差の5番手。1分28秒4差の6番手にヒョンデのダニ・ソルド、3分03秒3差の7番手にタナックが続いている。

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競技3日目はSS8〜SS13の6SS、SS走行距離は150.88km。オープニングのSS8は、日本時間6月24日の14時01分にスタートする。

WRCサファリ 暫定結果(SS7後)
1. S.オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1) 1:14:38.7
2. K.ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1) +22.8
3. E.エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1) +43.5
4. E.ラッピ(ヒョンデi20 Nラリー1) +54.0
5. 勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1) +1:19.4
6. D.ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1) +1:28.4
7. O.タナック(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +3:03.3
8. P-L.ルーベ(フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1) +7:04.9
9. G.ミュンスター(フォード・フィエスタ・ラリー2) +8:50.7
10. K.カエタノビッチ(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)  +9:17.1



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