ERCスカンジナビアにソルベルグ一族が集結、ペターはWRC優勝マシンのインプレッサをドライブ – RALLYPLUS.NET ラリープラス

ERCスカンジナビアにソルベルグ一族が集結、ペターはWRC優勝マシンのインプレッサをドライブ

©WRC PROMOTER

今季のERCに新たに加わったロイヤル・ラリーオブスカンジナビア(7月6〜8日、スウェーデン、グラベル)に、2003年WRCチャンピオンのペター・ソルベルグが参加を表明。さらに、多くの「ソルベルグ」も夏版ラリースウェーデンと呼ばれるカールスタッド拠点の高速グラベルイベントに登場する計画を立てているようだ。

「しっかりしたステージなので、雪よりもグラベルでこのステージを走るのは多くの人たちにとっての夢だった」とペター。
「希望通りに物事が進んで主催者が特別なクラスを設定してくれれば、ソルベルグ一家とワルフリッドソン一家が揃って参加したいというのが計画。ワークショップにすごく近いからね。実現すれば、最高のお膳立てが整うよ」

「自分は、WRCタイトルを獲ったスバル・インプレッサを使うと思う。兄貴(ヘニング)はトヨタ・セリカST185、パニラ(ワルフリッドソン‐ソルベルグ)は三菱に、オリバーの従兄弟、オスカーはエスコートに乗るんじゃないかな。とても楽しくなると思うし、みんなで盛り上げたいと思う」

WRC PROMOTER

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一方、ソルベルグの息子で元ジュニアERCチャンピオンのオリバーは、本競技に参戦するものと見られており、コ・ドライバーのエリオット・エドモンソンとともにERC強豪と優勝を争う。オリバーは、2月に開催されたWRCスウェーデン(拠点はウメオでスノー&グラベル)では、新型シュコダ・ファビアRSラリー2でWRC2部門優勝を飾っている。

「オリバーはもちろん、タフな戦いになると思う。ERCはとてもハードでコンペティティブだからね」とペター。
「ラリーの名前もいいし、ERCの中で素晴らしい歴史を作ってくれると思う。コリンズ・クレストのあるコースもいいステージだから、すごく面白くなりそうだ」

このイベントには、世界ラリークロス王者のヨハン・クリストファーソンや、マッズ・オストベルグ、ポンタス・ティデマンド、オーレ・クリスチャン・ベイビーなど名だたるノルウェー出身ドライバーが参戦を表明している。
(Graham Lister)



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