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F1を引退したセバスチャン・ベッテル「WRCドライバーはもっと注目されるべき」

©WRC PROMOTER

2022年いっぱいでF1を引退したセバスチャン・ベッテルが、ラリーはもっとスポットライトを浴びるべきだと考えており、WRCにも興味を持っていることを明かした。

1月27日に行われたレース・オブ・チャンピオンズのイベント前記者会見に、元WRCチャンピオンのペター・ソルベルグ、その息子で今季はWRC2に参戦するオリバー・ソルベルグとともに出席したベッテルは、いつかラリーに転向するかもしれないという最近のコメントについて触れた。
「自分はラリードライバーにすごく憧れている」と明かしたベッテルは現在35歳。
「ラリーのドライバーたちは素晴らしいと思うし、もっともっと注目されるべきだと思う。彼らは見事なスキルを持っているし、鍛練もすごい。自分がドライバーとハンマーしか持っていないのに、彼らは道具箱に満載で第1コーナーにやってくる感じ。何が起きてもいいように、適切なツールを備えている」

そんなベッテルがラリーカーに乗る日は来るのだろうか。

「実現するのは大変だろうけど、しばらくして何か、ソワソワし始めたら、チャレンジしてみるのもいいかもしれないね」

そんなベッテルのコメント中、ペター・ソルベルグが個人のコレクションのマシンをドライブしてみないかと誘った。その走行には保険をかけるのかと問われたペターは「オリバーが運転するよりも信用できる」と断言。

また、ベッテルはWRCをチェックすることに興味があることも明らかにした。
「いつも少しは観ていた。全部のセクターやスプリットまではチェックできていないが、ラリー全体やステージをね。ペターがWRCに参戦して勝ち続けていた時のことも覚えている。縁石もコース制限もないのに、あれだけ速く走れるなんて、ただただ感心するばかり。路面もコンディションも、次に何が来ようと関係ないんだからね」

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